哲学者の千葉雅也氏の座右の銘を聞いていると、大変ためになります。
ここで分かることはこれだよ!
- 哲学者の千葉雅也氏の経歴
- 哲学者の千葉雅也氏の年収
- 哲学者の千葉雅也氏の学歴
- 哲学者の千葉雅也氏の家族
哲学者の千葉雅也氏はこんな人!
千葉雅也/哲学者の経歴は?
1978年:栃木県宇都宮市に生まれる。
2007年4月~2008年9月:独立行政法人日本学術振興会特別研究員DC2
2008年9月~2010年3月:表象文化論学会編集委員
2008年10月~2009年3月:独立行政法人日本学術振興会特別研究員PD
2009年4月~2010年3月:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)特任研究員
2009年4月~2012年3月:高崎経済大学経済学部非常勤講師
2010年4月~2012年9月:独立行政法人日本学術振興会特別研究員PD
2010年7月~2011年3月:東京藝術大学大学院映像研究科非常勤講師
2011年4月~2012年9月:慶應義塾大学文学部非常勤講師
2012年4月~2012年9月:跡見学園女子大学文学部現代文化表現学科兼任講師
2012年10月:立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授・立命館大学生存学研究センター運営委員に就任。(現在も)
2013年4月~2018年3月:表象文化論学会企画委員
2017年10月~2018年1月:ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員研究員
千葉雅也さんは、1978年12月、栃木県宇都宮市の生まれです。
地元の高校を卒業した後、東大に進学。
さらに東大の大学院に進み、博士号を取得しています。
大学を卒業してからは、様々な学術機関で講師や研究員をつとめてきました。
そして、2012年10月には、立命館大学大学院先端総合学術研究科の准教授に就任しています。
現在は、立命館大学大学院先端総合学術研究科、同大学衣笠総合研究機構生存学研究所教授として活躍しています。
さらに、2019年(令和元年)には、著書『デッドライン』で、野間文芸新人賞を受賞。
こちらの『デッドライン』という作品は、芥川賞や三島由紀夫賞のの候補にもなっています。
2021年には「マジックミラー」で、川端康成文学賞を受賞しています。
また、同じ年に「オーバーヒート」という作品が芥川賞の候補になっています。
千葉雅也/哲学者の年収は?
1500万円から2000万円(推定)
千葉雅也さんの年収について調べてみましたが、はっきりとしたことは明らかになっていませんでした。
一般的に大学の教授の年収は、どれくらいのものなのでしょうか。
大学や学部によって差はあるようですが、だいたい1000万円から1500万円くらいといったところのようです。
千葉雅也さんの場合はここに、著作物の印税や講演会の出演料などが加算されますので、年収は1500万円から2000万円くらいといったところかと思われます。
千葉雅也/哲学者の資産は?
千葉雅也さんの資産について調べてみましたが、こちらについてもあまりはっきりしたことは公開されていませんでした。
千葉雅也/哲学者の学歴は?
哲学者の千葉雅也氏の学歴をご紹介します。
出身大学
千葉雅也さんの学歴は、実に華麗なものです。
まずは、日本の大学の最高峰ともいえる東大を卒業しています。
1997年4月~1999年3月:東京大学教養学部文科三類
こちらの学部の偏差値は「67.5」やはり、驚きの高さですね。
1999年4月~2001年3月:東京大学教養学部超域文化科学科(表象文化論分科)
2001年4月~2004年3月:東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻修士課程(表象文化論コース)。
大学卒業後は、同じ東京大学の大学院に進学しています。
2005年10月~2006年9月:パリ第10大学文学・言語・哲学科哲学専攻
さらに、大学院を出た後、パリ第10大学に進学しています。
こちらの大学は、フランスの大学の中でも、最も権威ある大学の一つに数えられていて、中でも法学・人文学・政治学・社会学・経済学・地理学の分野で、多くの著名人を輩出しています。
学歴から見ても、千葉雅也さんの超エリートぶりは明らかですね。
出身高校は?
千葉雅也さんの出身高校は、栃木県立宇都宮高等学校です。
1997年3月に卒業しています。
栃木県の高校の中でも有数の進学校です。
ちなみに、栃木県の高校の偏差値ランキングは次のとおりです。
- 1位:宇都宮高等学校
- 2位:作新学院高等学校
- 3位:宇都宮女子高等学校
- 4位:宇都宮短期大学附属高等学校
千葉雅也/哲学者の思想や座右の銘は?
千葉雅也さんといえば、『現代思想入門』(講談社現代新書)という作品が有名です。
哲学書というジャンルの本としては、異例のベストセラーとなっています。
また、千葉雅也さんは大学教授として学生に哲学を教える一方で、美術・文学・ファッション・建築・音楽など幅広いジャンルでの批評活動を行いつつ、小説家としても活躍しています。
まさに、マルチな才能の持ち主といえるでしょう。
そんな、千葉雅也さんは「哲学とは何か」という質問に対して、次のように答えています。
「哲学とは、物事を少し深く、抽象的に考えてみるということです。」
物事を少し深く、抽象的に考えるとはどういうことなのでしょうか?
千葉雅也さんは、Twitterなどで言い争っている様子を例に挙げた上で、次のように説明します。
「そういう人々が争っている状況の中に、自分が入ってどうするかということではなく、その状況を一歩引いて見るということ。
その時にものを見る角度が色々あるから、状況を冷静に捉える。
『二つのものが対立しているけど、どうしてなんだろう?』というのを、即断をせずに、立ち止まって考えてみることです。
だから哲学の基本姿勢というのは、状況に埋没しないことだと思います。」
物事に埋没してしまわずに、少し高い所から眺めるべきだということのようですね。
そして、そのような力をつけるにはどうすればいいかという質問には、次のように答えています。
「そこは、やっぱり勉強なわけです。
例えば、歴史の本を読んで、日本の戦後の政治がどういうふうに変化してきたのかを知ったら、今の状況だって、もう少し引いて見られるわけです。
例えば、科学技術に関しては、メタバースのような新しい技術により、ネットの新しい方向性が話題になっていて、そこにお金が集まっている。
でも、その流行に単に踊らされるのではなく、そういうネットカルチャーが、これまでどんな風に発達してきたのかについての本を読めば、もっと冷静に投資判断ができるでしょう。」
哲学だからといって、哲学のことばかりを勉強するのではなく、世の中に対して興味を持ち、「本当にそうなのか?」と疑問を持ってみるというのが、深く物事を考えるコツのようです。
千葉雅也/哲学者の家族はどんな人?
千葉雅也さんは、両親から強い影響を受けていると語っています。
千葉雅也さんの両親は、美術系の学校を卒業していて、父親は広告代理店を営んでいるとのこと。
また、多趣味だそうで、父親が常に勉強している姿を見て、千葉雅也さんは育ったといいます。
千葉雅也さんの高学歴の源流は、父親にあるようですね。
また、父親は、千葉雅也さんが何かを欲しがっても、すぐには買ってくれなかったそうです。
ただし、それが創造的なものであれば、高価な物でもためらうことなく買ってくれたといいます。
千葉雅也さんは、そんな父親のことを尊敬し、また感謝もしていると語っています。
また、千葉雅也さんは自身が同性愛者であることをカミングアウトしています。
千葉雅也さんの著書である『オーバーヒート』に収録されているうちの短編2作はいずれも、中年期にさしかかったゲイの男性が主人公です。
「オーバーヒート」の主人公は、大阪に住むゲイである大学教員です。
学生に教え、喫茶店で原稿を書き、会社勤めの年下の恋人と関係を持つという日々を送っているという人物が主人公で、この姿は千葉雅也さん自身と重なって見えます。
まとめ
- 千葉雅也さんは1978年、栃木県宇都宮市生まれ。 地元の宇都宮高校から東京大学の大学院を卒業後、パリの大学にも進学。
- 千葉雅也さんの推定年収は1500万円から2000万円。
- 千葉雅也さんの著書『現代思想入門』は哲学書として異例のベストセラーに。
- 千葉雅也さんは自身が同性愛者であることをカミングアウトしている。