小説家の新川帆立氏の座右の銘を聞いていると、大変ためになります。
ここで分かることはこれだよ!
- 小説家の新川帆立氏の経歴
- 小説家の新川帆立子氏の年収
- 小説家の新川帆立氏の学歴
- 小説家の新川帆立氏の家族
小説家の新川帆立氏はこんな人!
新川帆立/小説家の経歴は?
1991年:アメリカテキサス州・ダラスで生まれる。
出身高校は茨城県立土浦第一高校
24歳で司法試験合格
2017年:弁護士登録・大手法律事務所入所。
27歳から小説講座を受講。小説家を本格的に目指す。
2020年:『元彼の遺言状』で第19回「このミステリーがすごい!」大賞受賞。
2021年~:弁護士を休職。作家業に専念する。
2022年4月:著書『元彼の遺言状』がフジテレビの月9でドラマ化される。
2022年7月:著書『競争の番人』がフジテレビの月9でドラマ化される。
新川帆立さんは、1991年2月にアメリカのテキサス州・ダラスで生まれました。
とはいっても、生後半年で、宮崎県宮崎市に移住しています。
小さい頃から「ハリーポッターシリーズ」や「ナルニア国物語」といったファンタジー作品を好んで読んでいました。
また、「シャーロックホームズシリーズ」やアガサクリスティーの作品も読んでいたという文学少女でした。
ここで小説家としての素地が培われたといったところですね。
一方、学校での集団生活には、なかなかなじめなかったようで、高校は父親の単身赴任先であった茨城県の学校・茨城県立土浦第一高校に進んでいます。
高校時代は囲碁や麻雀に熱中していました。
囲碁部に所属し、全国大会に出場するほどの腕前を誇っていました。
また、夏目漱石の『吾輩は猫である』を読んで感銘を受け、自分も小説を書いてみたいと小説家を志すようになります。
囲碁・麻雀に夏目漱石と、だいぶん渋い女子高生だったのですね。
一方で、「小説家で食べられるようになるには時間がかかる」と、現実的な面もあり、収入に困らないように専門職にも就こうと考えました。
結果、大学進学先には、医学部を考え、東京大学を目指したものの不合格。
ただし、法学部には合格し、弁護士の資格を取ろうと東大の法学部に入学しました。
24歳のときに司法試験に合格しています。
また、司法修習生時代に、好きだった麻雀のプロテストに合格。
1年間だけではありますが、プロの雀士として活動していたこともあります。
2017年の1月に弁護士登録し、大手の法律事務所に入所します。
ただ、残業時間が月に150時間を超え、これではもともとの夢だった小説を書くことができないと判断。
オーバーワークで体調を崩してしまったこともあり、弁護士事務所を辞めます。
27歳から山村正夫記念小説講座を受講。
プロの指導を受けながら、本格的に小説家を目指すことになります。
また、企業の法務部に転職し、契約書の作成や契約交渉、争いごとの解決など企業が抱える法的な問題を解決するという仕事をしていました。
このあたり、新川帆立さんの小説『元彼の遺言状』のヒロインとかぶるところがありますね。
2020年10月、その著書である『元彼の遺言状』が、宝島社の「このミステリーがすごい」の第19回で大賞を受賞。
賞金1200万円を手にしました。
このことをきっかけに、2021年1月から弁護士としての活動を休止し、小説家としての活動に専念することとなりました。
そして、2022年4月から放送されたフジテレビの月9ドラマの原作に『元彼の遺言状』が選ばれました。
続けて、2022年7月からのフジテレビの月9ドラマの原作にも、新川帆立さんの著書である『競争の万人』が選ばれました。
月9ドラマの原作が、2クール続けて、同一作家のものというのは、きわめてまれなことです。
新川帆立さんの作品がどれだけおもしろいかということがわかりますね。
新川帆立/小説家の年収は?
作家としての印税収入は2000万円以上。
弁護士としての年収は600万円以上。
ざっくりとした試算にはなりますが、著書が10万部のセールスを記録したとすると、印税は1000万円程度にはなると思われます。
(著書の定価を1000万円とした場合)
新川帆立さんの著書である『元彼の遺言書』は、すでに18万部を超えていますので、新川帆立さんの印税は、2000万円近くにはなっていると思われます。
新川帆立さんの著書は、他にもありますので、現段階で印税は2000万円近く、あるいはそれ以上になっているのではと予想できます。
また、新川帆立さんが、以前就いていた弁護士としての収入は、どれくらいだったでしょうか。
女性弁護士の平均収入は、
- 月収:40万円程度
- ボーナス:80万円程度
年収:600万円程度
とのことですので、新川帆立さんも、そのくらいの収入はあったのではないかと思います。
新川帆立/小説家の資産は?
デビュー間もなく、著書が立て続けに、月9ドラマの原作に選ばれるということで、今後もどんどんヒット作を連打していくと思われる新川帆立さん。
現段階では、資産と呼べるほどのものは、お持ちではないかもしれませんが、今後も間違いなく、ヒット作・話題作を出されると思います。
ドラマ化に続いて、映画化という話にもなってくるかもしれませんね。
新川帆立/小説家の学歴は?
小説家の新川帆立の学歴をご紹介します。
出身大学
高校卒業後、新川帆立さんは、東京大学の法学部に進んでいます。
高校のころから、優秀な成績だったという新川帆立さん。
小説家になる夢をかなえるために、きちんとした経済的な安定があった方がいいと考えて、弁護士になるために、東大の法学部に進学を決めました。
出身高校は?
新川帆立さんの出身高校は、茨城県立土浦第一高校です。
中学校は、宮崎大学教育学部付属中学校を卒業していますので、「高校はなぜ茨城の学校?」という疑問がわいてきますね。
中学での集団生活が合わなかったということです。
宮崎県は自然の豊かな素敵なところですが、新川帆立さんにとっては、刺激が少なめであったということから、父親の単身赴任だった茨城県の高校に進学することを決めたということです。
新川帆立/小説家の思想や座右の銘は?
新川帆立さんは、小説家になる前に勤め人としての経験もしています。
そんな中で感じたのは、「女性の働きにくさ」だったといいます。
男性であれば、会社でしっかり仕事をしていれば、評価が上がっていく一方で、女性は結婚や子育て、家事、外見など、評価の基準がたくさんあると、新川帆立さんは言います。
それらのすべてを完全にこなすことは、ごく限られたスーパーウーマンだけにしかできない「無理ゲー」だとも感じたといいます。
なので、今一歩を踏み出せない女性にも、自分を責めないで欲しいという新川帆立さん。
作家として、フィクションの世界から、そんな「女性の働きにくさ・生きにくさ」を変えていきたいといいます。
そういえば、新川帆立さんの小説に登場する女性は強さをもっているように思います。
新川帆立さんは、次のようにも語っています。
「いろんな人がいろんな分野で、ちょっとずつ女性の環境を変えようとしてくれています。それで少しずつ何かが変わるといいな。」
このようにしてみてくると、新川帆立さんは、しなやかで強い女性のようですね。
新川帆立/小説家の家族はどんな人?
新川帆立さんのパートナーは、弁護士をしています。
新川帆立さんとは、東大の法科大学院で知り合い、現在事実婚関係にあります。
二人の間に子どもがいるかどうかについても調べましたが、はっきりとしたことはわかりませんでした。
仕事が落ち着いたら、二世誕生のニュースも聞こえてくるかもしれませんね。
まとめ
- 新川帆立の出身大学は東大法学部。大学卒業後は大手弁護士事務所に就職。
- 新川帆立は小説家になりたいという夢から、弁護士事務所を退職し、山村正夫記念小説講座を受講。小説家の道に進む。
- 2020年第19回「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞。
- 著書である『元彼の遺言状』『競争の番人』が立て続けに月9ドラマ化される。