株式会社オフィス内田の内田勝規社長。
カリスマバイヤーとまで呼ばれた内田勝規社長の経歴を紹介します。
ここで分かることはこれだよ!
- 株式会社オフィス内田の内田勝規社長の経歴
- 株式会社オフィス内田の内田勝規社長の学歴
- 株式会社オフィス内田の内田勝規社長の年収
- 株式会社オフィス内田の内田勝規社長の考え方や家族
北海道物産展を大成功させたカリスマバイヤーの内田勝規社長はどんな経歴の持ち主なんでしょう?
内田勝規/オフィス内田社長の経歴は?
東武百貨店入社
1986年:東武百貨店・開発企画室CI担当/増床担当
1992年:株式会社ガンプスインターナショナル出向
2001年:東武百貨店販売促進部・催事企画担当マネージャー就任
2009年:東武百貨店販売促進部・催事企画エグゼクティブバイヤー就任
2010年4月:東武百貨店退職
2010年7月:株式会社オフィス内田設立
伝説のバイヤーとして知られる内田勝規さんは1957年5月3日生まれです。
出身地は東京都で大学卒業後の1981年に東武百貨店に入社します。
入社6年目となる1986年に開発企画室でCIや増床担当となります。
その後、株式会社ガンプスインターナショナルへの出向を経て、2001年に東武百貨店販売促進部の催事企画担当マネージャーに就任します。
ここで、内田勝規さんの実力が爆発することになります。
販売促進部は物産展の企画などを担当する部署です。
ここで内田勝規さんは、持ち前のアイデアを発揮して北海道の物産展の売り上げを飛躍的に伸ばすことに成功します。
このころ内田勝規さんは、地元でしか手に入らない希少な商品を発掘するために全国を飛び回るという毎日を過ごしていました。
内田勝規さんのやり方は長期に出張して、地元の人々の口コミを頼りに逸品を探し当てるというものでした。
良い品に出会うと、その商品を扱う業者を口説き落とし、東武百貨店で扱うという契約を取り付け、次々に目玉商品としていったのでした。
大ヒットとなったのは2001年の秋に行った北海道物産展でした。
前年の売り上げが1億5000万円だったところを、内田勝規さんは約4億円の売り上げをたたき出したのでした。
北海道の生キャラメルや牛乳プリンをヒットさせたのは内田勝規さんだったのです。
そして、2004年には年間の売り上げを13億円にまで引き上げました。
内田勝規さんは、北海道物産展といえば東武百貨店といわれるほどにまでして、カリスマバイヤーと呼ばれるようになりました。
カリスマバイヤーとまで呼ばれた内田勝規さんでしたが2009年に東武百貨店を退職します。
内田勝規さんは「地域を元気にしたい」と考え、自分の会社を立ち上げたのでした。
2010年に株式会社オフィス内田を設立します。
会社設立後は日本全国のみならず、海外でも物産展の企画やプロデュースを行っています。
内田勝規/オフィス内田社長の年収は?
内田勝規さんの年収は、約1,500万円と推定されます。
オフィス内田の年商は発表されていませんでしたので、オフィス内田と同じくコンサルティング会社の年収から推測してみました。
オフィス内田と同じくコンサルティングを行う会社にイーエスエヌ株式会社があります。
関西を中心にコンサルティング業務や講演会を行っていて業務内容や規模がオフィス内田と似ています。
こちらの会社の採用情報を見ると平均年齢は30歳くらいで、月給は20万~40万となっています。
中小企業の社長の年収はおおよそ1,500万円くらいといわれています。
以上のようなことから、約1,500万円と推定しました。
内田勝規/オフィス内田社長の学歴は?
オフィス内田の社長内田勝規氏の学歴をご紹介します。
出身大学
内田勝規さんの出身大学は中央大学です。
実は中央大学は一部上場企業の経営者を多く輩出している大学として知られています。
2010年のデータにはなりますが、一部上場企業の社長の出身大学ランキングは次のようになっています。
1位:慶應義塾大学
2位:東京大学
3位:早稲田大学
4位:中央大学
大学の気風として経営者になる方が多いということなのでしょうか。
出身高校は?
内田勝規さんの出身高校について調べてみましたが、情報をつかむことはできませんでした。
なお、中央大学生の出身高校は最近のデータではありますが、次のようになっています。
1位:桐蔭学園中等教育学校(神奈川県)
2位:立川高等学校(東京都)
3位:都立西高等学校(東京都)
4位:水戸第一高等学校(茨城県)
5位:八王子東高等学校(東京都)
内田勝規さんの出身地は東京都ということですので立川高校、都立西高校、八王子東高校が候補として挙げられそうです。
内田勝規オフィス内田社長の思想や座右の銘は?
内田勝規さんは北海道物産展を大成功させたり、そのほかのイベントも驚異的な売り上げを上げさせてきたバイヤーのカリスマと呼ばれた人物ではありますが、中には批判を受けた企画もあったそうです。
中でも、最も批判を受けたのが「かつら」の催事でした。
内田勝規さんが東武百貨店の社員だったころ、かつらの催事を行うという企画をプレゼンしました。
会社の人たちからは「デパートでかつらを売る必要があるのか」と否定的な顔をされたそうです。
確かに、北海道の物産展に比べると百貨店での需要は低そうな気はしますね。
ところが、内田勝規さんのリサーチでは需要があるという結果が出ていたのでした。
もちろん、実際にかつらの販売の催事を行ってこけてしまったら、社内から大きな批判を受けるリスクはあるとわかっていましたが、なんとかその企画を形にして、「かつらメーカーの催事を」を開催したのでした。
結果は、内田勝規さんの読み通り、予想以上の収益を上げることとなりました。
内田勝規さんの徹底したリサーチと「いける」というカンの合わせ技がなせるわざといったところでしょうか。
オフィス内田のホームページには企業理念として次のように書かれています。
<オフィス内田の企業理念>
地方の時代と叫ばれて久しく、地方が自立出来る為には、各地域の特性を知り各地域の付加価値を生産者の立場で作り上げていくことです。
内田勝規の今までの業績経験を生かし、地域の為に共に考え、地域を元気にすることを趣旨としてオフィスウチダ(内田勝規)はサポート致しております。
内田勝規さんのこれまでのエピソードや企業理念を見ると、
「そのものの特性をよく知り、そのものを好きになれば、自然とそのものの売り方が見えてくる」
ということなのではないかと思います。
また、内田勝規さんが商品を選ぶために心がけていることは徹底した消費者目線だといいます。
現地に物を探しに行くとき、「この商品を買えば家族が喜んでくれるんだろうな」「この商品をお客様に見せたら喜ぶだろうな」ということを一番に考えているのだとか。
「売りたい」という気持ちではなく、「喜んでもらいたい」という気持ちが勝っているのも、成功の秘訣なのかもしれません。
今は、地方を少しでも元気にするために、自分の知恵と経験を武器に奔走されています。
内田勝規/オフィス内田社長の家族はどんな人?
内田勝規さんの家族について調べてみましたが、結婚されているのかどうか、お子さんがいるのかどうか、はっきりしたことはわかりませんでした。
ただ、内田勝規さんがモットーとしている、
「売りやすいものを売るのではなく、自分が欲しいと思うもの、家族に買ってあげたら喜ぶだろうなと思うものを売る」という考えから推測すると、結婚もされていて、お子さんもいらっしゃるのではないかと推測します。
実は、東武百貨店時代、北海道物産展がヒットして内田勝規さんがテレビに取り上げられたことを家族の方たちはそのことをあまり喜ばなかったそうです。
目立ちすぎることを嫌われたのでしょうか。
また、同じころ母親がガンであまりよくない状態にまでなったそうです。
そんなことが重なり内田勝規さんは仕事をやめようかとも思ったそうです。
しかし、やはり喜ぶお客さんの顔が忘れられず、仕事を続け、後に母親の容態もよくなっていったそうです。
↓カンブリア宮殿に出演
まとめ
- 内田勝規は大学卒業後、東武百貨店に入社。
北海道物産展などを成功させ、カリスマバイヤーと呼ばれるように。 - 内田勝規は東武百貨店退職後、独立してオフィス内田を設立。
今は、地方を盛り上げるためにコンサルタントや講演会を精力的に開催している。