スポーツフォトグラファーの南しずかさんの座右の銘を聞いていると、大変ためになります。
ここで分かることはこれだよ!
- スポーツフォトグラファーの南しずかさんの経歴
- スポーツフォトグラファーの南しずかさんの年収
- スポーツフォトグラファーの南しずかさんの学歴
- スポーツフォトグラファーの南しずかさんの家族
スポーツフォトグラファーの南しずかさんはこんな人!
南しずか/スポーツフォトグラファーの経歴は?
1979年:東京都に生まれる。
2005年:International Center of Photography(アメリカ)を卒業。
2008年:ザ・グレイト・アウトドアー受賞。
2009年:トリニダード・トバゴ共和国で日本人として初めて写真展を開催。
南しずかさんは1979年、東京生まれ。
現在42歳です。
大学を卒業した後は、エンジニアを目指しましたが、23歳のとき、写真を学ぶため単身でニューヨークに渡ります。
2005年には、アメリカのInternational Center of Photography(国際写真センター/The ICP School:フォトジャーナリズム及びドキュメンタリー写真1カ年プログラム)を卒業しています。
そして、2008年には、PDN主催の写真コンテスト「ザ・グレイト・アウトドアー」を受賞しています。
また、2009年には、トリニダード・トバゴ共和国で、日本人として初めて写真展を開催するなど、世界をまたにかけて活躍を展開しています。
現在は、日本とアメリカを中心に、フリーランス・フォトグラファーとして活動中です。
イチローや大谷翔平など超一流のアスリートを撮影し続けてきた南しずかさん。
主な掲載誌は『スポーツ・イラストレイテッド』(アメリカ)、『NUMBER』、『ファット・フォト』(日本)などで、さらにスポーツ写真とは別に、スポーツ雑誌でコラムの連載も持っていて、活動は多岐にわたっています。
南しずか/スポーツフォトグラファーの年収は?
1000万円程度(推定)
南しずかさんの年収について調べてみましたが、はっきりとしたことは公開されていませんでした。
一般的にスポーツカメラマンの年収は、どれくらいなのでしょうか。
大手の新聞社や出版社に所属しているスポーツカメラマンだと、平均月収は40万円から45万円くらいといわれています。
また、フリーランスで働くスポーツカメラマンの場合は、実力次第ということにはなりますが、年収1000万円を超えることもあるといわれています。
南しずかさんの場合、ネームバリューもあり、受賞歴もあります。
また、写真以外にもコラムの執筆の仕事もしていますので、年収は推定で1000万円くらいになるのではないかと思います。
南しずか/スポーツフォトグラファーの資産は?
南しずかさんの資産について調べてみましたが、はっきりしたことは公開されていませんでした。
資産というほどの目だったものは持っていないと思われます。
南しずか/スポーツフォトグラファーの学歴は?
スポーツフォトグラファーの南しずかさんの学歴をご紹介します。
出身大学
南しずかさんは、2002年、東海大学の工学部航空宇宙学科を卒業しています。
東海大学の宇宙環境科学分野では、航空宇宙機を安全に飛ばすため、また地球環境を守るうえで、重要な地球大気圏と宇宙空間の性質について学ぶことができます。
また、人工衛星やロケットによって得られた最新のデータを使って各種観測をして、解析方法を学ぶということになっています。
これを聞くと、写真の勉強と関係がないように思えます。
実は、南しずかさんは学生時代、エンジニアになりたいと考えていました。
スポーツカメラマンになっていなかったら、ひょっとすると人工衛星やロケットの技術者になっていたかもしれませんね。
では、南しずかさんがカメラマンになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
南しずかさんが、大学時代に恩師と慕っていた教授が、NHKのドキュメンタリー番組で密着されることになり、ドキュメンタリーというものに興味を持つようになりました。
このことがきっかけで、映画やテレビの現場に興味を持つようになり、見学にも行ったそうです。
そうしているうちに、自分には映像よりも写真の方が向いていると思うようになりました。
そこで、「自分はカメラマンになる!」と決意しました。
大胆ではありますが、さすがの決断力ですね。
ここから、南しずかさんのカメラマン人生が始まります。
出身高校は?
南しずかさんの出身高校について調べてみましたが、はっきりとした高校名をつかむことはできませんでした。
おそらくということにはなりますが、都立の高校に通っていたのではないかと思います。
エンジニアになりたいと思っていただけあって、小さい頃から数学が好きで、根っからの理系タイプだったといいます。
南しずか/スポーツフォトグラファーの思想や座右の銘は?
大学時代、カメラマンになると心に決めた南しずかさんですが、それまでカメラを一度も使ったことがありませんでした。
そこで、近くのヨドバシカメラに行き、店員に、「私、カメラマンになりたいんです」と伝えたといいます。
そこで機材の一式をそろえました。
さらにその後、英語の勉強とカメラの勉強を兼ねて、2004年から1年間、ニューヨークにある写真学校に通いました。
では、カメラマンの中でも、スポーツカメラマンになろうと思ったのは、なぜだったのでしょうか。
南しずかさんは次のように語っています。
「カメラマンの中には、社会問題や政治問題などネガティブな問題を取り上げる人もいます。
私の場合、そういうテーマは自分も引きずられて、一緒に悲しくなっちゃう気がして。
悲しいものより、楽しかったり、人々を勇気づけられるものが撮りたいと思いました。」
また、スポーツ写真の撮る上で、南しずかさんは「ストーリーを伝えること」を大切にしているといいます。
そして、次のように語っています。
「むしろ、『写真を撮る』ことよりも、『ストーリーを伝える』ことが、私にとって一番大事なので、それができるのであれば『私の写真でなくても、他の人が撮った写真でも良い』と思ってしまうくらいです。」
カメラマン志望ではなく、ドキュメンタリーからカメラの世界に入ってきた南しずかさんらしい考え方といえますね。
写真だけではなく、コラムの仕事も引き受けているというのは、このことが理由です。
ストーリーを伝えるためには、選手のことを知り、コミュニケーションを取る必要がありますが、そのあたりの秘訣を南しずかさんは、次のように語っています。
「本当に小さいことから、コミュニケーションをとるようにしています。
競技に直接関係なくても、例えば『チョコレートが好き』だとか。
ちょっとしたことから、どんな選手かが見えてきます。」
さらに、「スポーツ写真を撮るために、大切にしていることは?」との質問には、次のように答えています。
「スポーツを撮る上で大切なのは、再現性かなと。
練習でやってきたことを、いかに試合で発揮できるかが、スポーツでは大切です。
選手のちょっとしたルーティンの中での変化など、違和感がないか注目して見ています。」
女性らしい細やかなコミュニケーション力と、観察眼が南しずかさんの武器ということになりそうです。
さらに、女性アスリートが性的な目で写真を撮られるということが問題になることがあります。
そのことについては、次のような考え方を示しています。
「撮る時には、『私自身が女性だからこうやって撮ろう』とは考えていないです。
確かに、『美女アスリート』などと、一方的に容姿に着目して女性アスリートが取り上げられる問題は認識しています。
残念ながら、いちカメラマンである私が強い影響力を持って、解決できる話ではありません。
私の立場でできることは、当たり前ですが、性的に受け取られる写真を撮らないこと。
そのような仕事を受けないことだと思っています。」
南しずかさんの話を聞けば、「自分も取材してほしい」と、立候補するアスリートもいそうですね。
南しずか/スポーツフォトグラファーの家族はどんな人?
南しずかさんの家族について調べてみましたが、はっきりとしたことはつかめませんでした。
年齢的に結婚してお子さんがいても不思議ではありませんが、プライベートはことは公開されないようです。
まとめ
- 南しずかは1979年、東京生まれ。現在42歳です。
- 南しずかは東海大学の工学部航空宇宙学科を卒業している。
- 南しずかの推定年収は1000万円程度。
- 南しずかはエンジニア志望だったが、学生時代にドキュメンタリーに興味を持ち、カメラマンの世界に進んだ。