有名人

若佐慎一/アーティストの経歴や学歴は?家族はどんな人?

アーティストの若佐慎一氏の座右の銘を聞いていると、大変ためになります。

おぬま

ここで分かることはこれだよ!

  • アーティストの若佐慎一氏の経歴
  • アーティストの若佐慎一氏の年収
  • アーティストの若佐慎一氏の学歴
  • アーティストの若佐慎一氏の家族
おぬま

アーティストの若佐慎一氏はこんな人!

若佐慎一/アーティストの経歴は?

<若佐慎一氏の経歴>

1982年:広島で生まれる。

大学を「買い上げ」(首席相当)で卒業。

大学卒業後:月刊美術主催公募展「デビュー」で準グランプリを受賞。

若佐慎一さんは、1982年10月15日広島県安芸郡生まれです。

大学では、日本の伝統画法を学び、学部卒業制作を大学の首席に当たる「買い上げ」となるほどの優秀な成績を残して卒業しています。

また、大学卒業後は、月刊美術主催公募展「デビュー」で準グランプリを受賞しています。

日本の風土と宗教観をテーマに、漫画やゲーム、アニメの特徴とされる要素を作品内に取り込み制作するという作風で人気のアーティストとなりました。

活動は日本国内だけにとどまらず、京都伝統工芸ファッションブランドとのコラボ、そして、メディアアーティストの落合陽一氏デザイナーの串野真也氏と共にファッションブランド「凄い若い」を立ち上げるなど多岐にわたる活動を見せています。

若佐慎一さんが、画家を本気で目指そうと思ったのは、中学2年生のときの進路面談がきっかけだったといいます。

そのとき初めて、自分の人生について向き合い、将来についていろいろと想像を巡らしたのだといいます。

「人生のゴールは死ぬこと」だと考えた若佐慎一さん。

どうやって死ぬのがいいかを考えたとき、「生きている実感を得られ続けられる人生が良い」と思い、自分にとって、それは何かと考えたとき、小学生のころからずっと続けて来たサッカーか、「何かものを作っているとき」だという結論に達したのだといいます。

中学2年生で自分の人生についてここまで考えられる人は少ないと思いますが、さすがの完成ですね。

結局、プロのサッカー選手になれるほど、自分には体力がないということで、画家になろうと決心したのでした。

ちなみに、アーティストの中には、アーティスト名で活動する人もいますが、若佐慎一さんは、こちらが本名のようです。

大学卒業後からこの名前で作品を出展、入賞などされているので、「若佐慎一」が、本名で間違いないでしょう。

若佐慎一/アーティストの年収は?

若佐慎一さんの年収について調べてみましたが、はっきりとした金額についてはわかりました。

若佐慎一さんの作品がいくらくらいで売られているか調べてみたところ、1作品15万円から20万円でした。

それほど高額ということではありませんね。

アーティストというと、その収入については不安定なのではと想像してしまいますが、若佐慎一さんは、個展やグループ展を開催している他、展覧会に自身の作品を出品したり、ファッションブランドを展開したり芸能人とのコラボ企画を展開したりもしています。



また、招き猫をポップな感覚で描いた「招キ猫」という代表作もあります。

そんなところから、収入は十分にあって、今のところしっかり安定しているのではないかと思います。

大胆な予測にはなりますが、若佐慎一さんの年収は、少なくとも1000万円から3000万円ほどはあるのではないかと思います。

若佐慎一/アーティストの資産は?

若佐慎一さんの資産について調べてみましたが、こちらもはっきりしたことはわかりませんでした。

アーティストにとっては自分の作品こそが資産といえます。

若佐慎一さんの作品はオフィシャルサイトやInstagramなどで公開されています。

T&Tギャラリー:

https://tandt-gallery.com/artists/wakasa/



若佐慎一オフィシャルサイト:

https://www.shinichiwakasa.com/



Instagram:

https://www.instagram.com/shinichiwakasa/

若佐慎一/アーティストの学歴は?

出身大学

若佐慎一さんの出身大学は、広島市立大学です。

広島市立大学の芸術学部美術学科日本画専攻を卒業しています。

大学卒業後は同大学の大学院博士課程に進み、単位取得満期の後、退学となっています。



広島市立大学は、広島県広島市にある大学で1994年に設立された、比較的新しい大学です。

「科学と芸術を軸に世界平和と地域に貢献する国際的な大学」を基本理念としています。

国際学部、情報科学部、芸術学部の3つの学部で構成されていて、若佐慎一さんは芸術学部美術学科で日本画を専攻していました。

若佐慎一さんの作品がどれも、先進的な感じの中にどこか日本的でなつかしい感じがするのは、若佐慎一さんは大学で日本画を学んでいたからなのですね。

出身高校は?

ひょっとすると、若佐慎一さんの母校もこの学校かもしれませんね。若佐慎一さんの出身校について調べてみましたが、はっきりとした学校名を見つけることはできませんでした。

広島の出身で、大学も広島の学校を卒業していますので、高校も広島の学校だった可能性が高いです。

広島の高校で、芸術系の学校というと、広島市立基町高等学校が有名です。

公立で普通科の学校ですが、創造表現コースというのがあり、このコースの卒業生の多くは美術系の大学へ進学しているといいます。

若佐慎一/アーティストの思想や座右の銘は?

若佐慎一さんが大学時代に学び、今の作風に大きな影響を与えている日本画、中でも大和絵の魅力について、次のように語っています。

「(日本画、大和絵の魅力は)表現の根本にある価値観が『間』という事でしょうか。

日本の表現は、対象と自分との間の見えない『間』を意識した表現が見られる所が、惹かれる根本だと思っていて、『間』がもたらす価値観が、日本人にとって唯一無二の表現が産まれる根源だと考えています。」

アーティストの感覚ですので、なかなか難しいですが、「間」の例として、「余白の美学」ということを挙げています。

日本画では、絵の画面を構成する上で、描かない部分を画面の空白として表現する技法があるそうです。

何も「無い」ところを「在る」とするための構成だというのです。

これでもまだ難しいですが、若佐慎一さんは大学で「わからないなりに、対象と自分との間の見えない空間を表現しようとしていた」といいます。

また、若佐慎一さんの作品を見ていると、そのような日本画を勉強してきた人とは思えないようなポップでキャッチーな感じを受けます。

もう少しいうと、「今」と「古代」が混ざりあったようなイメージを受けます。



そのことに関しては、若佐慎一さんは、

時間の流れを描写する事で、普遍を表現したいという思いがあります。」と語っています。

時代は常に移ろい、姿や形を変えていくものです。



ただし、その一方で変わらないものもあります。

若佐慎一さんは、その「時代が変わっても変わらないもの」にある種の普遍性があると考えています。

そして、作品では時の流れを表現しつつ、普遍性もまた同じように表現しようとしているといいます。

こういうわけで、私たちが若佐慎一さんの作品を見ると、「新しい」と感じる一方で、「懐かしい」という感覚を味わうことができるというわけですね。



また、若佐慎一さんは自身の作品を「観てもらう」のではなく、「体感してもらう」ことを目指して作っています。

若佐慎一さんの作品は、キラキラしているものが目に飛び込んできます。

これには2つの意図があり、まずは鑑賞者に理屈抜きで直感に訴えたいという思いがあります。



こちらに関して、若佐慎一さんは

やっぱり光ってるモノって、単純に理屈抜きにアガルじゃないですか?(笑)」と語っています。



そして、2つ目の意図が作品を観るのではなく、体感してほしいというものです。

他にも私の作品の中には、ツヤツヤ、ピカピカ、ザラザラ、ツルツルと言った体感する為の要素を取り入れた作品を多く制作しています。

若佐慎一の作品に触れると、どこか普通の美術品に触れるのとは違う感覚を覚えるのには、このような仕掛けがあったからなのですね。

若佐慎一/アーティストの家族はどんな人?

若佐慎一さんには奥さんがいて、娘さんが一人いることがわかっています。

若佐慎一さん自身のTwitterで、2020年に結婚の報告が行われていて、2021年4月に娘さんが生まれたとの報告の記事がアップされています。

まとめ

  • 若佐慎一さんは、1982年10月15日広島県安芸郡生まれ。
  • 若佐慎一さんは、広島市立大学(芸術学部美術学科日本画専攻)を卒業している。
  • 若佐慎一さんの推定年収は、1000万円から3000万円。