ダイドーグループHDの高松富也社長の考えはためになります。
ここで分かることは、これだよ!
- ダイドーグループHD社長高松富也氏の経歴
- ダイドーグループHD社長高松富也氏の年収
- ダイドーグループHD社長高松富也氏の学歴
- ダイドーグループHD社長高松富也氏の家族
ダイドーグループHDの高松富也社長は、こんな人!
高松富也/ダイドーグループHD社長の経歴は?
2001年:三洋電機入社
2004年:ダイドードリンコ入社
2008年:取締役就任
2009年:常務取締役就任
2010年:専務取締役就任
2012年:取締役副社長就任
2014年:ダイドードリンコ代表取締役社長就任
高松富也社長は、1976年6月26日に当時のダイドードリンコの常務取締役だった髙松富博さんの息子として、奈良県に生まれました。
大学卒業後の2001年に、三洋電機に入社しました。
2004年4月には、ダイドードリンコに入社。
2008年4月に取締役、2009年4月に常務取締役、2010年3月に専務取締役、2012年4月に取締役副社長、2014年4月に代表取締役社長と歴任。
2017年1月には、ダイドードリンコ、大同薬品、たらみなどを傘下に持つダイドーグループホールディングス代表取締役に就任しました。
ダイドードリンコに入社してからは、とんとん拍子の出世を見せている高松富也社長。
高松富也社長は、創業家の一員であり、ダイドードリンコ先代社長の髙松富博は、実の父親にあたり、祖業である大同薬品工業の創業者の高松富男は祖父にあたります。
子どものころは野球少年だったそうで、プロ野球選手になりたいと思っていたこともあったとのこと。
大学卒業後は一度、三洋電機に入社していますが、こちらはコネなどは一切使わず、自分の力だけで入社しました。
ダイドードリンコに入社後も、創業者一族の出身ではありますが、一般の担当者と一緒に自動販売機のオペレーションを行うなど、仕事を一から覚えていったといいます。
高松富也/ダイドーグループHD社長の年収は?
<ダイドーグループHDの年商>
発表によると、ダイドードリンコの2021年の1月期は、営業益27.6億円と前の期の9.7億円の赤字から黒字転換しました。
詳細は以下の通りです。
- 売上高:1107億9300万円(前の期比4.6%減)
- 営業利益:27億6300万円(前の期は9億7400万円の損失計上)
- 経常利益:42億2400万円(前の期は5億1000万円の損失計上)
- 最終利益:28億5300万円(前の期は8億5700万円の損失計上)
ダイドードリンコの発表では黒字回復の原因は、
「自販機の耐用年数の変更に伴う減価償却費の増加や広告宣伝費の削減に加えて、下期以降、コーヒー飲料の販売が「鬼滅の刃」とのコラボ効果により大きく伸長した」
とのことです。
高松富也社長の経営手腕が光った結果といったところでしょうか。
高松富也/ダイドーグループHD社長の資産は?
高松富也社長の年収ですが、およそ7000万円くらいと推定されます。
2019年1月期で、ダイドードリンコでは、取締役1人あたり3000万円程度の報酬が支払われているとのこと。
そのことから社長である高松富也社長は、もう少しもらっていると推定して、4000万円ほどではないかと思われます。
また、高松富也社長は、ダイドードリンコの株を49万5000株を所有しています。
時価総額は21億円にのぼり、1株あたりの配当は60円程度と見られますので、株の配当金だけでも、3000万円程度の収入があることになります。
社長としての報酬と株の配当金を合わせて、7000万円程度。
こちらが、高松富也社長の推定年収となります。
高松富也/ダイドーグループHD社長の学歴は?
ダイドーグループHD社長高松富也氏の学歴を紹介します。
出身大学
高松富也社長の出身大学は、京都大学の経済学部を卒業しています。
大学卒業後は、モノづくりの仕事がしたいと三洋電機に入社しています。
ちょうどこのころ、三洋電機は経営的に苦境にあり、巻き返しを図ろうとしていた時代でした。
当時の高松富也社長も三洋電機で活躍したいと考えていましたが、入社後すぐに、高松富也社長の祖父である高松富男さんが亡くなったということもあり、父であり当時のダイドードリンコの社長であった髙松富博さんを助けるため、ダイドードリンコへの転職を決めたのでした。
結果、2014年に高松富也社長は、38歳という若さで、ダイドードリンコの代表取締役社長となったのでした。
出身高校は?
高松富也社長の出身地は奈良県ですが、出身高校に関しては明らかにされていません。
奈良県から京都大学に進学しているので、奈良県内でも進学校に通っていたのではないかと予想されます。
奈良県の進学校といえば、
- 東大寺学園高等学校
- 西大和学園高等学校
- 帝塚山高等学校
が有名ですね。
高松富也社長も、これらの有名な進学校に通っていたのではないかと予想します。
高松富也ダイドーグループHD社長の思想や座右の銘は?
38歳の若さで、大企業のトップとなった高松富也社長。
若いということで、長い間社長でいられる利点を生かし、長いスパンで会社の成長を考えることを意識したそうです。
高松富也社長が社長に就任してから始めたことに、「DyDoチャレンジアワード」というのがあります。
これは、従業員が、チャレンジして行ったことを表彰するという制度。
この制度のおかげで、従業員たちが臆することなく、様々なことに、挑戦できるようなったといいます。
ユニークなサービスの1つが、レンタルアンブレラというサービス。
これは、ダイドードリンコの自動販売機に傘を設置しておき、急な雨の時にはその傘を借りてもらってよいというサービスです。
小さなサービスかもしれませんが、他の会社の自動販売機には見られないダイドードリンコ独自のサービスですよね。
ダイドードリンコが、創業以来大事にしてきたモットーとして「社会貢献」があります。
この精神は、高松富也社長の代になっても引き継がれています。
たとえば、全国のお祭りのスポンサーになっているというのも、ダイドードリンコのユニークな取り組みの一つです。
これらの取り組みが、ダイドードリンコの売り上げの下支えになっているのは間違いありません。
また、グループ全体の理念である「人と、社会と、共に喜び、共に栄える」というのも高松富也社長が、大事にしている考え方の一つです。
飲料業界では、プラスチック容器など資源の有効利用が大きな課題になっています。
そこで、高松富也社長は「環境配慮に向けた考え方と重点目標」「容器包装の基本方針」を作成し、30年までに達成すべき定量的な重点目標を設定しました。
具体的には、以下のような目標に掲げています。
・空き容器回収率 100%達成
・プラスチック容器のサステナブル化(植物由来素材、リサイクル素材など) 60%以上
・自販機の長寿命化 平均寿命15年達成
いずれも、簡単な目標ではないように思えますが、高松富也社長は、
「高い目標ですが、実現不可能な数字ではありません。
これまでの環境負荷低減への取り組みにより、空き容器回収率は、19年度で83.9%。自販機の寿命も、部品のリユースを進めることで、平均10.4年にまで延びています。
今後、それぞれをさらに、レベルアップしていきます。」と力強く語っています。
また、高松富也社長は自動販売機を「インフラ」のひとつだと考えています。
「東日本大震災の時、コンビニやスーパーが、なかなか再開できない中、自販機で、いち早く飲料販売を再開し、インフラ的価値を認めていただきました。
今では、災害時に無料で商品を提供する「災害救援自販機」や、自治体と協定を結んで、最寄りの営業所から飲料をお届けできるよう準備しています。」
やはり、ダイドードリンコの創業当時からの想いである「社会貢献」は、高松富也社長の中にも、しっかりとDNAとして、受け継がれているようです。
高松富也/ダイドーグループHD社長の家族はどんな人?
高松富也社長の祖父にあたる高松富男さんは、ダイドードリンコの創業者です。
2003年に他界されています。
また、高松富也社長の父親である髙松富博さんも、ダイドードリンコの社長を務めていました。
2017年からは、ダイドーグループホールディングスの会長職に就いておられます。
そして、大叔父にあたる高松勇さんも、ダイドードリンコ社長でした。
まさに、華麗なる一族といったところですね。
↓カンブリア宮殿に出演
まとめ
- 高松富也社長はダイドードリンコの社長だった髙松富博の息子。
- 高松富也社長の出身大学は京都大学。大学卒業後三洋電機に入社。
その後、ダイドードリンコに転職。 - 高松富也社長の推定年収は約7000万円。
- ダイドードリンコの経営の理念は「社会貢献」
高松富也社長もその想いを強く受け継いでいる。