バリノスの桜庭喜行社長の考えはためになります。
ここで分かることは、これだよ!
- バリノス社長桜庭喜行氏の経歴
- バリノス社長桜庭喜行氏の年収
- バリノス社長桜庭喜行氏の学歴
- バリノス社長桜庭喜行氏の家族
バリノスの穂積輝明社長は、こんな人!
桜庭喜行/バリノス社長の経歴は?
2001年:理化学研究所ゲノム科学総合研究センター入所。
2008年:アメリカ・セントジュード小児病院入所。
2011年:GeneTech株式会社の検査技術部長に就任。
2014年:イルミナ株式会社のエクゼグティブクリニカルセールススペシャリストに就任。2017年:Varinos株式会社創立・代表取締役CEOに就任。
2020年:Varinos株式会社が優れたベンチャー企業を表彰する「Japan Venture Awards 2020」の最高賞である経済産業大臣賞を受賞。
桜庭喜行社長は、大学卒業後の2001年、理化学研究所ゲノム科学総合研究センターに入所しています。
ここで、ゲノム関連の国家プロジェクトに携わることになります。
その後の2008年、アメリカに渡り、セントジュード小児病院で、がん関連遺伝子の基礎研究を行います。
さらに、その後の2011年、GeneTech株式会社検査技術部長に就任。
ここでは、母体血有核赤血球を用いた染色体異数性の検出法開発に従事します。
また、ここで日本で初めて、NIPTを導入するという仕事をしています。
NIPTとは、新型出生前診断のことです。
今でこそ、いろいろなところで耳にする言葉ですが、日本に初めて新型出生前診断を導入したのが、桜庭喜行社長だったのですね。
また、2014年には、イルミナ株式会社のエクゼグティブクリニカルセールススペシャリストとして、NIPT関連の技術営業や次世代シーケンサーの医療応用への取り組みを行っています。
そして、2017年に、Varinos株式会社を創立。
代表取締役CEOに就任し、現在に至っています。
2017年の12月、桜庭喜行社長は、世界で初めて子宮内フローラ検査の実用化に成功しています。
子宮内フローラとは、子宮内の細菌のことです。
長い間、子宮内は無菌であると言われてきましたが、近年になって、子宮内にも菌がいることがわかってきました。
そして、この菌のせいで、妊娠の成績が下がるということがわかったのです。
桜庭喜行社長は、この子宮内の細菌を検査することができ、産業応用することができれば、不妊に悩む人の助けになるのではと考えたのでした。
そして、会社を立ち上げ、見事、子宮内フローラの検査の実用化に辿り着いたのでした。
現在、バリノスは、不妊治療の分野が専門の会社ですが、将来的にはガンや遺伝病などの分野の検査にも応用できるのではないかと桜庭喜行社長は考えています。
また、「できることは、たくさんある」と語る桜庭喜行社長。
患者さんや、現場のニーズという視点を大切にして、人々の健康に貢献したいと考えています。
なお、不妊治療の成功率向上に取り組む企業努力が少子化・人口減少の解決につながるということが評価され、バリノスは「Japan Venture Awards 2020」の最高賞である経済産業大臣賞を受賞しています。
桜庭喜行/バリノス社長の年収は?
<バリノスの年商>
2021年12月に発表された純利益は2億182万円、純資産は4億3500万円。
<桜庭喜行社長の年収>
公表されていない
2021年12月、バリノスの純利益は2億182万円、純資産は4億3500万円と発表されました。
また、2020年9月には、SMBCベンチャーキャピタルとみやこキャピタルを引受先とする第三者割当増資により、3億円を調達したと発表しています。
2020年度の売り上げは、前年に比べて5割近く伸びており、ベンチャービジネスとしては絶好調といえます。
これを受けて桜庭喜行社長は「今回の増資によって、海外展開も視野に入れた事業拡大を目指す」と語りました。
では、桜庭喜行社長の年収は、どれくらいなのでしょうか。
いろいろと調べてみましたが、桜庭喜行社長の年収は公表されていませんでした。
ですので、参考にするため、一般に、純利益が2億円くらいの社長の年収について調べてみました。
おおよその金額にはなりますが、1000万円~2000万円くらいではないかと思われます。
利益率の高いコンサルティングのような会社であれば、年収5000万円ということもあるようですが、バリノスの場合は、そんなには支払われていないだろうと思われます。
桜庭喜行/バリノス社長の資産は?
桜庭喜行社長の資産についても調べてみましたが、詳しい情報をつかむことはできませんでした。
まだまだこれからという会社ですので、桜庭喜行社長も資産家というほど、資産があるということはないと思います。
技術系の仕事ですので、特許関係の取得はないかと調べてみたところ、「ラクトフェリンの子宮内フローラへの用途発明」の特許を取得されていました。
ラクトフェリンとは、母乳に多く含まれていて、赤ちゃんやお母さんの体を内側から守る物質です。
バリノスでは、このラクトフェリンをサプリメントとして提供していて、その技術が特許なのだそうです。
会社にとって特許は、ひとつの資産です。
今後、ますます研究を進めて、この他にもたくさんの特許を取得していくかもしれませんね。
桜庭喜行/バリノス社長の学歴は?
バリノスの桜庭喜行社長の学歴をご紹介します。
出身大学
桜庭喜行社長は、2001年に埼玉大学の大学院を卒業していて、博士後期課程修了博士(理学)を取得しています。
専攻は、もちろん遺伝学でした。
出身高校は?
桜庭喜行社長の出身高校について調べてみましたが、はっきりとした高校名は公表されていませんでした。
出身地も明らかではありませんので、推測にはなりますが、大学が埼玉大学ということで、埼玉県内で有名な高校を調べてみました。
埼玉県で有名な高校といえば、浦和高校ですね。
県立の星と呼ばれ、進学実績が高い公立高校として広く知られています。
他には「大宮高校」「川越高校」「所沢北高校」などが挙げられます。
ひょっとすると、桜庭喜行社長も、このいずれかの高校のOBかもしれません。
また、中学時代はバレーボール部に所属して、部活漬けの毎日を送っていたそうです。
医療に興味を持ち始めたのは、高校に入学してからだったそうで、親戚に医師や研究者がいたために、その人たちが論文を読んでいる姿に、あこがれを持ったのだとか。
桜庭喜行/バリノス社長の思想や座右の銘は?
桜庭喜行社長の今の中長期的目標は、「日本の遺伝子検査といえばバリノス」と言われるようになることだそうです。
かつてにほんで 遺伝子検査の輪唱利用が、なかなか広まらないことに悔しさを抱いていた桜庭喜行社長。
コストがかかりすぎていたことが、一つの原因だと考えた桜庭喜行社長は、工夫を重ねて、安く早く結果ができるように、技術革新を重ねてきました。
少しでも、たくさんの人が、安心して妊娠・出産に臨めるようにという思いからだったそうです。
また、社長としての自らの役割を、
「階層があっても、それぞれの社員が、自ら考えて自由に提案し、自分の裁量でそれを実現できる環境を整えて行くこと」だと語る桜庭喜行社長。
バリノスの躍進は、まだまだ続きそうです。
桜庭喜行/バリノス社長の家族はどんな人?
桜庭喜行社長の家族は、両親と弟二人と桜庭喜行社長という5人家族で、父親はサラリーマン、母親は専業主婦という、ごく一般的な家庭に育ったのだそうです。
小さい頃から算数が好きで、小学時代は公文式の教室に通っていたとのこと。
その公文式の教室で「コペル21」という、子供向けの科学雑誌に出会ったのだそうです。
その科学雑誌が、とてもおもしろかったそうで、今思えば、この雑誌との出会いが、サイエンスとの出会いだったと当時を振り返っています。
子どもは3人いるとのことですが、奥さんが3人目を妊娠中に受けた妊婦健診で染色体異常の疑いがあると、指摘を受けたことがあるそうです。
結果的には、異常は見つからず、無事出産することができたそうですが、このときの経験が後のビジネスに影響を与えたのだといいます。
不安な患者の気持ちがわかったということなのでしょうね。
↓カンブリア宮殿に出演
まとめ
- 桜庭喜行社長の最終学歴は埼玉大学大学院卒業。
- 桜庭喜行社長は2017年にVarinos株式会社創立し代表取締役CEOに就任している。
- 桜庭喜行が社長を務めるVarinos株式会社は2020年、優れたベンチャー企業を表彰する「Japan Venture Awards 2020」の最高賞である経済産業大臣賞を受賞している。
- 桜庭喜行社長の推定年収は1000万円~2000万円。