カリモク副社長の加藤洋氏の座右の銘を聞いていると、大変ためになります。
ここで分かることはこれだよ!
- カリモク副社長の加藤洋氏の経歴
- カリモク副社長の加藤洋氏の年収
- カリモク副社長の加藤洋氏の学歴
- カリモク副社長の加藤洋氏の家族
カリモク副社長の加藤洋氏はこんな人!
加藤洋/カリモク副社長の経歴は?
1966年:愛知県に生まれる。
大学卒業後:アメリカの大学に留学して、MBAを取得。
帰国後:三菱商事株式会社入社。
1994年:刈谷木材工業(現在のカリモク家具)
さらにその後:カリモク家具株式会社副社長就任。
加藤洋副社長は、1966年、愛知県の生まれです。
大学卒業後は、アメリカの大学に渡り、MBAも取得しています。
その後、日本に戻ってきて、三菱商事株式会社に入社。
さらにその後の1994年、刈谷木材工業に転職しています。
この刈谷木材工業が、現在のカリモク家具になります。
現在、カリモク家具株式会社副社長です。
カリモク家具は、江戸時代から続く、木材屋を継いだ加藤洋社長の祖父が、1940年に愛知県刈谷市に木工所を創業したことに始まります。
ミシン台から鉄砲の柄といった木製部品製造を請け負いながら、アメリカ向けの家具部品の受注製造を経て、1960年代に国内向けの家具生産を開始しました。
現在は、国内の生産と職人の手作業にこだわりながら、木製家具のトップメーカーとして家具を生産し続けています。
2010年にサービスのさらなる向上を目指して、刈谷木材工業株式会社とカリモク家具販売株式会社を合併。
カリモク家具株式会社が発足しています。
加藤洋副社長は、創業者である加藤正平氏の次女の婿にあたり、また、現カリモク家具相談役の加藤知成氏の長男にあたります。
知多カリモクと東浦カリモクの社長を兼任していて、創業者である祖父宅でご飯を食べさせてもらいながら、いろんな話をした思い出があるといいます。
加藤洋/カリモク副社長の年収は?
<カリモクの年商>
売上高は232億円(2017年度の発表)
<加藤洋の年収>
2000万円から3000万円(推定)
2017年度の発表によると、カリモク家具の売上高は232億円。
純利益は3億3200万円となっています。
また、総資産は342億8300万円で、このコロナ禍にあって、相当順調な経営を行っているといえます。
加藤洋副社長の年収について調べてみましたが、はっきりとしたことはわかりませんでした。
ただし、会社全体が相当好調ですので、副社長といっても、相当な額の年収があるのではないかと思います。
推定にはなりますが、加藤洋副社長の年収は、2000万円から3000万円にのぼるのではないかと思います。
加藤洋/カリモク副社長の資産は?
加藤洋副社長の資産についても調べてみましたが、やはりはっきりとしたことはわかりませんでした。
ただし、現在のカリモク家具の経営陣を見てみると、加藤一族で固められていて、一族でみると相当な額の資産があるのではないかと想像できます。
まず、現在のカリモク家具の会長は、加藤英樹氏で、創業者・加藤正平の長女の婿にあたる人物です。
また、加藤英樹氏は、現在の相談役の加藤英二の長男です。
そして、取締役社長は加藤正俊氏で、加藤英二氏の次男です。
会長が兄で、社長が弟ということですね。
さらに、副社長が加藤洋副社長で、加藤洋副社長の弟である加藤信氏も同じく副社長です。
これだけ同族で経営陣を固めているのは、カリモク家具が大事にしてきた木製家具へのこだわりを守るためといえるでしょう。
会社としての総資産は342億8300万円。
やはり、一族の資産と考えるととんでもない額となりそうです。
加藤洋/カリモク副社長の学歴は?
出身大学
加藤洋副社長の出身大学は京都大学です。
農学部を卒業しています。
京都大学農学部といえば、シャープの元社長である町田勝彦氏やジャーナリストの本多勝一氏、また小説家の森見登美彦氏らを輩出したことでも知られています。
名門中の名門大学ですね。
また、大学卒業後は、ジョージワシントン大学に留学、MBAを取得しています。
MBAとは「経営学修士」のことで、経営学を修めたものに対して与えられる学位です。
大学では、農学部で木材のことをしっかり学んだうえで、さらにアメリカで経営のスペシャリストとしての資格も得ているというわけですね。
出身高校は?
加藤洋副社長の出身高校について調べましたが、はっきりした学校名は分かりませんでした。
ただ、出身大学が京大ですから、おそらく高校も進学校だったものと思われます。
出身地である愛知県の進学校といえば、以下の学校が有名です。
- 偏差値73 東海高等学校 (普通科/私立)
- 偏差値72 旭丘高等学校 (普通科/公立) 岡崎高等学校 (普通科/公立) 滝高等学校 (普通科/私立)
- 偏差値71 一宮高等学校 (普通科/公立) 明和高等学校 (普通科/公立) 名古屋市立向陽高等学校 (国際科学科/公立)
- 偏差値70 刈谷高等学校 (普通科/公立) 時習館高等学校 (普通科/公立)
加藤洋副社長も、これらいずれかの高校出身である可能性が高いのではと思います。
加藤洋/カリモク副社長の思想や座右の銘は?
売上高を見ても、カリモク家具の経営は順調です。
新ブランドとして発表された「KARIMOKU NEW STANDARD」が、2009年の100% Design Tokyoにて、Grand Awardを受賞、2010年のミラノ・サローネにおいては、インスタレーション形式による展示を試み、たいへんな人気を呼びました。
老舗の家具店でありながら、新しい挑戦や試みも行っているという印象の会社です。
「新しい試み」とはいっても、カリモク家具は創業以来、木製家具にこだわりを持ち続けてきました。
加藤洋副社長は次のように語ります。
「カリモクは、創業から木製の家具を作ってきたメーカーです。
それゆえ、環境も鑑み、社会貢献を含めたモノづくりを実現したいという想いがありました。
ライフスタイルも多様化し、カリモクも新たな一歩を踏み出さなければならない。
そこが、KARIMOKU NEW STANDARDのスタートラインです」
新しいものと、これまでの伝統の懸け橋になってきたいというのが、加藤洋副社長の思いにあるようです。
作業工程においても、任せられる部分は機械に任せつつも、やはり人の手でないと任せられない部分があるといいます。
家具のように、人の日常生活に直接かかわるものは、信頼した人の手によってしか作れないと加藤洋副社長は考えています。
また、このことをカリモク家具では「ハイテク&ハイタッチ」と呼んでいるそうです。
あくまでも、作業の中心にいるのは「人」だと考え、商品の質を保ちながら、いかに効率を上げていくのかということを常に意識して経営しているといいます。
加藤洋/カリモク副社長の家族はどんな人?
カリモク家具の創業者である加藤正平氏は、加藤洋副社長の祖父にあたる人物です。
会社がある程度の規模になり、経営が軌道に乗ったころ、加藤洋副社長は、祖父である加藤正平氏に「これ以上努力しなくてもいいんでしゃないの?」と、切り出したことがあったそうです。
それに対して加藤正平氏は「止まったら、置いてかれる」と答えたといいます。
いつもチャレンジしたきたからこそ、今の自分があり、今の会社があると言っていたそうです。
加藤洋副社長は、それを聞いたとき、「疲れる人生観だな」と感じたといいます。
ただ、副社長になった今は、その言葉を意識しているといいます。
また、加藤洋副社長は、小さい頃父親に厳しくしつけられていたそうで、鉄拳制裁は当たり前の毎日だったといいます。
そんなときは、祖父である加藤正平氏のところに家出して逃げ込んでいたといいます。
「ここだけは絶対に大丈夫」と、心のよりどころとしていたそうです。
加藤正平氏は加藤洋副社長にとって、信頼できる経営者の先輩でもあり、やさしいおじいちゃんでもあるようですね。
まとめ
- 加藤洋副社長は1966年愛知県生まれ。
- 加藤洋副社長の出身大学は京都大学農学部。 大学卒業後は、アメリカの大学に留学してMBAを取得。
- 加藤洋副社長は三菱商事株式会社での勤務を経て、1994年刈谷木材工業(現在のカリモク家具)に入社。その後、カリモク家具株式会社副社長に就任している。
- 加藤洋副社長の推定年収は2000万円から3000万円。
- 加藤洋副社長の祖父はカリモク家具の創業者である加藤正平氏。