大久保恒夫/西友社長の経歴や学歴は？家族はどんな人？

西友の大久保恒夫氏の座右の銘を聞いていると、大変ためになります。

大久保恒夫/西友社長の経歴は？

大久保恒夫社長は、1956年、愛知県で生まれています。

大学卒業後は、イトーヨーカ堂に入社。

ダイニング家庭用品担当になっています。

1981年には、イトーヨーカ堂の経営政策室経営開発部担当となっていますが、1989年には退社しています。

イトーヨーカ堂退社後は、プライスウォーターハウスコンサルティング株式会社や財団法人流通経済研究所の研究員などを歴任しています。

その後、1990年にはリテイルサイエンス、2003年にはドラッグイレブン、2007年には成城石井と、次々に社長として就任しています。

そして、2011年にセブン&アイ・ホールディングスの取締役、2013年に常務執行役員に就任。

さらにその後、2018年にリテイルサイエンスの代表取締役社長、エムアイフードスタイルの取締役に就任し、2021年に西友社長兼CEOに就任しています。

次々に会社の役員・社長に就任し、華麗な経歴の持ち主である大久保恒夫社長。

最初に入社したイトーヨーカ堂では、業務改革を担当する事務局員として、8年間つとめました。

その後は、独立して、コンサルティングの業務にあたっています。

ユニクロや無印良品の経営改革に取り組んで、見事な業績を残しています。

さらにその後は、ドラッグイレブンや成城石井の社長に就任して、成城石井では4期連続で増収増益を果たすなど、その手腕を発揮してきました。

これだけの業績を上げた大久保恒夫社長は、まさに「小売業再建のプロ」といえますね。

大久保恒夫/西友社長の年収は？

西友2021年度、実績の売上高は7373億円です。

 キャッシュベースの本業の儲けを表すEBITDA（利払い前・税引き前・減価償却前利益）は419億円で、売上高対比で5.7%となっています。

大久保恒夫社長の年収について調べてみましたが、はっきりとした金額については公開されていませんでした。

大手のスーパーマーケットの社長の年収は、だいたい3000万円から5000万円といわれています。

大久保恒夫社長は、講演会や著書の印税収入もあると考えられますので、年収は4000万円から6000万円ほどではないかと予想されます。

大久保恒夫/西友社長の資産は？ 

大久保恒夫社長の資産について調べてみましたが、はっきりとしたことはわかりませんでした。

これまで数々の企業の社長や役員を歴任してきているので、株式なども保有しているのではないかと思います。

また、大久保恒夫社長は、たくさんの本を出していることでも知られています。

1997年：『棚割システム活用法』

2005年：『また一歩、お客さまのニーズに近づく』

2007年：『利益を3倍にするたった5つの方法』

2010年：『すべては人なんだ』

2010年：『実行力100%の会社をつくる!』

2019年：『AI流通革命3.0』

小売業再建のプロと呼ばれる大久保恒夫社長の著書ですので、今後も売れ続けるものと思われます。

大久保恒夫/西友社長の学歴は？

西友社長の大久保恒夫の学歴をご紹介します。

出身大学

大久保恒夫社長の出身大学は早稲田大学です。
法学部を卒業しています。

早稲田大学の法学部といえば、たくさんの起業家・経営者を輩出しています。

• 佐藤章（フレンテ 代表取締役社長）
• 森田知治（株式会社ブロッコリー 代表取締役社長）
• 星﨑尚彦（メガネスーパー 代表取締役社長）
• 瀧上晶義（瀧上工業 代表取締役社長）
• 勝田泰久（りそなホールディングス初代社長）

彼らは、早稲田大学法学部の出身です。

出身高校は？

大久保恒夫社長の出身高校は、静岡県立富士高等学校です。

富士高校は静岡県富士市松本にある学校です。
偏差値68といいますから、なかなかの進学校です。

2022年に創立100周年を迎えた伝統のある学校です。

大久保恒夫/西友社長の思想や座右の銘は？

大久保恒夫社長の座右の銘は「着眼大局、着手小局」です。

「着眼大局」とは、「広い視野で物事を全体的に大きくとらえ、その要点や本質を見抜く」という意味です。

そして、「着手小局」とは、「実際に取り掛かるときには、細かなところにも目を配り、具体的に実践していく」という意味です。

社長という立場で大きな視点を持ちながら、現場の小売りという実際に顧客に喜んでもらうという局地的な視点も持っているという、大久保恒夫社長らしい座右の銘といえますね。

また、衣料品から食品、日用雑貨まで、幅広いジャンルの小売を扱ってきた大久保恒夫社長は、ビジネスに対して、次のように語っています。

「そもそもなにが売れるかなんてやってみなければわからない。
だからこそ、たくさんトライ＆エラーを繰り返すことで、お客さんのニーズに合った売場に変わることが必要」

百戦錬磨の大久保恒夫社長であれば、何か特別なメソッドがあって、魔法のように改革を行ってきたかのように思われますが、実際はそんなことはないようですね。

「小売業のカリスマ」と呼ばれる大久保恒夫社長も、試行錯誤を繰り返しながら、顧客が何を求めているかを懸命に探しているというのが実情のようです。

また、「人材を育てる」ということについては、次のように語っています。

「人は実際に経験して、『なるほど』と思ったときに成長するので、検証はきっかけにすぎません。知識としてはわかっていても、実行はなかなかできないものです。
小売業でいえば、どの商品を企画すればどれだけ売れるか？ということを考えて経験の積み重ねの中で成長していきます。」

そして、「失敗が多い人ほど優秀」とも語っています。

大久保恒夫社長自身も多くの失敗を繰り返してきたとのことで、部下にも、どんどんやって、失敗しろと声をかけているそうです。

失敗してもいい、そしてまた新しいことに挑戦すればいいというのが、人材を育てるモットーであるとのことです。

大久保恒夫/西友社長の家族はどんな人？

大久保恒夫社長の家族について調べてみましたが、はっきりしたことはわかりませんでした。

大久保恒夫社長は現在66歳ですので、すでにお孫さんがいてもおかしくないですね。

まとめ

• 大久保恒夫は1956年愛知県生まれ。
• 大久保恒夫は静岡県立富士高等学校卒業後、早稲田大学に進学。
  法学部出身。
• 大久保恒夫は大学卒業後イトーヨーカ堂に就職。　
  イトーヨーカ堂退社後はコンサルティングの仕事に従事。
• 大久保恒夫はこれまでユニクロや無印良品、成城石井などの経営改革を断行。　
  大きな業績を上げている。
• 大久保恒夫の推定年収は4000万円から6000万円。
• 大久保恒夫の座右の銘は「着眼大局、着手小局」
• 大久保恒夫の人材育成のモットーは「どんどん失敗させて、どんどん新しいことをさせる」こと。