政治家

日銀副総裁雨宮正佳経歴や評判は?妻や子どもは?

2023年4月に、任期満了を迎える日本銀行総裁の黒田東彦氏の後任選びが、水面下で動き始めています。

ポスト黒田には、副総裁の雨宮正佳氏と中曽宏大和総研理事長が、有力候補と目されています。

黒田総裁は2013年の就任以降、2%の物価安定目標の実現を目指し、大規模な国際買い入れやマイナス金利など金融緩和を続けてきました。

次期総裁が、金融政策の正常化を含めて難しい対応を迫られるという見方があります。

現職副総裁の雨宮正佳氏は、政策立案の企画畑出身で、日銀の考え方では、保守本流と位置づけられています。

雨宮正佳氏は、昭和30年9月30日生まれの67歳です。

そんな雨宮正佳氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。

おぬま

日本銀行総裁の次期総裁となる予定の雨宮正佳氏とは、どんな方なのか、気になりますね。

日銀副総裁雨宮正佳経歴の経歴は?

【日銀副総裁雨宮正佳経歴の経歴】

1979年3月 東京大学経済学部卒業

1979年4月 日本銀行入行

1998年4月 企画室企画第二課長

1998年7月 金融市場局金融市場課長

2000年5月 企画第一課長

2001年4月 企画室参事役

2004年7月 政策委員会審議役

2006年4月 企画局長

2010年6月 日本銀行理事に就任

2012年5月 日本銀行大阪支店長

2014年6月 日本銀行理事に再任

2018年3月 日本銀行副総裁に就任

雨宮正佳氏は、1979年3月東京大学経済学部卒業後、4月に日本銀行に入行します。

1998年4月企画室企画第二課長、1998年7月金融市場局金融市場課長、1998年7月金融市場局金融市場課長、2000年5月企画第一課長、翌年4月には企画室参事役に就任、2004年7月には政策委員会審議役に、2006年4月に企画局長に就任します。

企画局で長く活躍し、金融政策を立案してきました。

過去20年の政策のほとんどを雨宮正佳氏が取り仕切ってきたそうです。

金融政策の専門家ですね。

専門的な話を軽快な語り口で説明し、政治家や霞が関官僚、金融界とのパイプも太いそうですよ。

2010年6月に日本銀行理事に就任します。

2012年、日本銀行大阪支店長に転じましたが、翌年の新体制発足に合わせて、本店理事に復帰し、2014年6月日本銀行理事に再任しました。

2018年3月、衆議院と参議院で、所信聴取後採決が行われ、日本銀行副総裁に就任しました。

副総裁の任期は、2018年3月20日から2023年3月19日までです。

黒田総裁の信頼も厚く、企画立案で手腕を振るっていることでしょう。

日銀副総裁雨宮正佳経歴の学歴

【日銀副総裁雨宮正佳経歴の学歴】

東京都立青山高等学校卒業

1979年3月東京大学経済学部卒業

雨宮正佳氏は、東京都の出身です。

高校時代はクラシック音楽に熱中し、本気で音楽の道に進もうと考えた時期があったそうで、化学の試験で赤点をとったそうです。

東京大学に進学した方が赤点を取るとは、人生はじめての経験だったのではないでしょうか。
とても親近感を感じました。

一番好きな楽器はチェロだそうで、音楽理論の道を究めるにはピアノ演奏が欠かせないと、現在も週に何日かはピアノを弾いているそうです。

発表会にも意欲満々、デメキシコの作曲家のマヌエル・ボンセに挑む。
とのことでした。

型にはまらない自由な発想は、音楽を愛する豊かな心から湧き上がるのでしょうね。

日銀副総裁雨宮正佳の実績は?

【日銀副総裁雨宮正佳の実績】

2003年 中堅幹部として量的緩和政策の立案に携わる。

2013年 異次元緩和の原案をまとめ、量的・質的金融緩和を導入。

2016年 事務方を束ねてマイナス金利政策を起案。

同年9月  長短金利操作付き量的・質的金融緩和を導入

雨宮正佳氏は、中堅幹部として量的緩和政策の立案に携わり、2%の「物価安定の目標」を実現するため、2013年に異次元緩和の原案をまとめ、量的・質的金融緩和の導入に携わりました。

2016年には、事務方を束ねて、マイナス金利政策を提案します。

そして長短金利操作付き量的・質的金融緩和の設計に関わり、導入しました。

金融政策を立案する企画担当が長かった為、理事としても黒田総裁を支えています。

前例にこだわらないアイデアを生みだすことが持ち味だそうです。

何かと、前例を気にして、企画しそうな銀行内の空気の中で、打ち出しができるのは、余程の経験と実績をお持ちか、心臓に毛が生えているほどの度胸をおもちなのでしょうね。

日銀副総裁雨宮正佳の評判は?

厳しいご意見ですが、国民としてはきちんと注視したいと思います。

日銀副総裁雨宮正佳経歴が次期総裁になる可能性は?

日銀総裁人事は、国会同意人事となっていて、政府から人事案が衆参両院の議員運営委員理事会に提出され、衆参両院の議員運営委員会で、総裁候補からの所信聴取のあと、衆参両院の本会議で採決されます。

日銀法第23条にも、「総裁及び副総裁は、両議院の同意を得て、内閣が任命する」となっています。

雨宮正佳氏は、企画畑が長く、「日銀のドン」と言われた三重野康氏の秘書役も務め、早くから将来の総裁候補と囁かれていました。

ただ、日銀OBの間では、「財政ファイナンスに近い禁じ手を許した」との批判の声もあるそうです。

アベノミクス継承を唱えるリフレ派が雨宮正佳氏を推していますが、日銀有力OBたちは、中曽宏氏を応援しています。

雨宮正佳氏は若い時から金利政策に携わっています。

経済界には、「雨宮正佳氏が総裁に付けば知恵を絞って、円安に歯止めをかけてくれるだろう」との期待があります。

政治や日銀OBたちの思惑も絡みますが、次期総裁の可能性は高いと思われます。

日銀副総裁雨宮正佳経歴の妻や子供は?

奥様は、幼なじみで音楽大学の出身です。

ご夫婦で、クラシックがお好きなのでしょうか?

ご夫婦で楽器を演奏され、音楽のあふれる家庭は素敵ですね。

お子様の詳しい情報はございませんでした。

まとめ

  • 雨宮正佳氏の経歴は、1979年3月東京大学経済学部卒業後、4月に日本銀行に入行します。
    1998年4月企画室企画第二課長、金融市場局金融市場課長、金融市場局 金融市場課長、企画第一課長、参事役、2004年7月には政策委員会審議役を歴任し、2006年4月企画局長に就任します。
    2010年6月日本銀行理事に就任、2012年 日本銀行大阪支店長に転じましたが翌年の新体制発足に合わせて本店理事に復帰し、2014年6月日本銀行理事に再任しました。
    2018年3月、日本銀行副総裁に就任しました。
  • 雨宮正佳氏の学歴は、東京大学経済学部卒業です。
  • 雨宮正佳氏の実績は、2003年 中堅幹部として量的緩和政策の立案に携わる。
    2013年 異次元緩和の原案をまとめ、量的・質的金融緩和を導入。
    2016年 事務方を束ねてマイナス金利政策を起案。
    同年9月  長短金利操作付き量的・質的金融緩和を導入。
  • 雨宮正佳氏の家族は、奥様と、お子様の詳細は不明です。