相模屋食料社長の鳥越淳司氏の座右の銘を聞いていると、大変ためになります。
ここで分かることはこれだよ!
- 相模屋食料社長の鳥越淳司氏の経歴
- 相模屋食料社長の鳥越淳司氏の年収
- 相模屋食料社長の鳥越淳司氏の学歴
- 相模屋食料社長の鳥越淳司氏の家族
相模屋食料社長の鳥越淳司氏はこんな人!
鳥越淳司/相模屋食料社長の経歴は?
1996年 早稲田大学商学部卒業
1996年 雪印乳業入社
2002年 相模屋食料株式会社入社
2007年 代表取締役社長就任 3代目
2012年 「ザクとうふ」爆発的大ヒット
鳥越淳司氏は、1996年3月、早稲田大学商学部卒業し、同年4月に雪印乳業に入社しました。
初任地は群馬県で牛乳の営業で、スーパーのバイヤーと商談をする仕事でした。
入社した頃は、雪印乳業の常務取締役になるのが目標だったそうです。
新入社員で目標高すぎですよね。
2000年6月から7月にかけて起こった「雪印集団食中毒事件」を経験し、被害者の家を回って土下座をして謝ったそうです。
当時は、工場の中の実態について全く知らなかったため、なぜこのようなことが起きたのかと聞かれても答えられず、こんな罪深いことはないと感じたそうです。
営業活動の中、次期社長になられるスーパーのバイヤー担当と仲良くなり、会社が嫌いだった訳ではないですが、不満などを話していると「そう思うなら、自分で会社をやってみればいいじゃないか」と言われ、会社経営に興味を持ちました。
ちょうどその頃、奥様と出会ったそうです。
まさに運命の出会いですね。
やはり、ビビッときたのでしょうか。
2代目が奥様の父で、結婚することになった時、社長をやってくれないかと言われ、やるからにはトップを目指したいと思い、2002年に相模屋食料株式会社に入社し、2007年に代表取締役社長に就任しました。
5年後に社長に就任とは、豆腐の事を何も知らない鳥越淳司氏は、プレッシャーも大きかったことでしょう。
先代の江原寛一社長(現会長)は、「やりたいようにやれ」と、鳥越淳司氏のやることに口を出すことはなかったそうです。
事業継承がうまくいったのは、先代が何もかも我慢して任せてくれたからだと話しています。
普通は任せるといっても我慢できず、口をだす社長が多い中、よく先代は我慢されました。
鳥越淳司氏は、入社後は豆腐作りの修行からはじめて生産現場で徹底的に学び、豆腐づくりの職人として、腕を磨いたことで、従業員達からも認められました。
何でも自分でやるというのがモットーだそうです。
現場を知る事の大切さは分かりますが、体がいくつあっても足りないのでは・・
2012年に機動戦士ガンダムのキャラクターをかたどった「ザクとうふ」が大ヒットし、ターゲットを絞った商品でも認められると気づき、その後も女性向けの「マスカルポーネのようなナチュラルとうふ」や「とうふで、グラノーラ」なども発売し、人気を集めています。
豆腐なんですけど、豆腐じゃない感じがおもしろく、そして「おいしい」は人を笑顔にします。
「うにのようなビヨンドとうふ」も、くせになるおいしさで見かけると、つい買ってしまいます。
趣味は、機動戦士ガンダムです。
鳥越淳司/相模屋食料社長の年収は?
鳥越淳司氏の年収は、公表されていないので不明です。
日本の社長の平均年収を調べてみました。
企業規模計で4,676万円です。
1000人以上:6,771万円
300~999人:4,410万円
300人未満 :3,295万円です。
『民間企業における役員報酬(給与)調査』人事院(4,622.1万円)と比べて、規模合計はほぼ同水準です。
公式HPで確認しましたが、従業員数の公表はされていませんでした。
本社や全国の工場、支店を含めますと、1,000人を超えているのではないでしょうか。
鳥越淳司氏の年収は、6,000万前後ではないかと推測されます。
1,000億円の年商を目指しているので、売上達成した際には、もっと年収があがるかもしれませんね。
相模屋食料株式会社の年商は、327億円(2021年度)です。
鳥越淳司/相模屋食料社長の資産は?
鳥越淳司氏は、中小企業は、大企業の真似をする必要はないと話しています。
自由度が高いので、技術力で負けても、アイデアと瞬発力では負けません。
スピードを大切にし、その速さを支える気合と根性を重視しているそうです。
そして臨機応変に軌道修正しながら進んでいく。
従業員の採用に関しても、根性がありそうかどうかを重視しています。
頭が良いか、何をやってきたかよりも、やる気があるかが重要だそうです。
「学歴無用論」の発想は、これからの時代どんどん波及しそうですね。
高学歴なスマートエリートも大切ですが、高卒でもやる気で前進する会社は、働く従業員のモチベーションも高く、充実している印象を受けます。
相模屋食料の従業員は、何事にも必死に取り組み可能性を広げています。
そんな一生懸命に取り組む従業員が、鳥越淳司氏の資産ではないでしょうか。
鳥越淳司/相模屋食料社長の学歴は?
相模屋食料社長の鳥越淳司氏の学歴はこちらです。
出身大学
1996年3月 早稲田大学商学部卒業
偏差値は、67.5〜70です。
早稲田大学の中でも最難関レベルだそうです。
商学部は、商売について幅広く学べるそうです。
会社経営に興味をもったのは、サラリーマンになってからと話されていましたが、潜在意識の中に、すでにあったのかもしれませんね。
卒業生には、タレントで漫画家のやくみつるさんや、初代チェアマンの川渕三郎さん、元総理大臣の竹下登さん、森喜朗さんと、錚々たるメンバーがいらっしゃいます。
「不倫は文化だ!」の石田純一さんも、早稲田商学部なんですね。
昔、トレンディードラマにも多く出演されていましたが、学力も優秀なんですね、おみそれしました。
出身高校は?
鳥越淳司氏は京都府出身です。
学校名は不明ですが、関西の高校を卒業されたのかもしれませんね。
高校生の時に、「広い世界を知りたい」と思い、東京の大学の受験を決めたそうです。
好奇心旺盛ですね。
早稲田大学を受験されたのですから、成績も優秀だったことでしょう。
鳥越淳司/相模屋食料社長の思想や座右の銘は?
鳥越淳司氏は、社長就任当初から売上1,000億円の企業を目指しています。
何年までにという具体的なものはないようですが、全く見えないところまで突き進むという思いだそうです。
はじめは笑われましたが、売上が200億円を超えた頃、笑っていた方が、いつ1,000億円になるのかと期待してくれているそうです。
豆腐は日本の伝統食品ですが、守るだけでなく、もっと攻めても良いし、誰もやらないなら、逆にチャンスだと話していました。
1,000億円は夢のような話ですが、夢は見るものではなく、叶えるものと語り、目標に向かって突き進んだ者が、最後に勝てるという思想が会社を大きくしているのではないでしょうか。
はやてのようにあらわれる「チャンスマン」は、前髪しかないそうです。
鳥越淳司氏は、前髪をしっかりつかんで、目標が達成するまで攻め続けるのでしょうね。
座右の銘はございませんでした。
鳥越淳司/相模屋食料社長の家族はどんな人?
鳥越淳司氏の家族は、相模屋の3女だった奥様です。
三人娘の三女だった奥様が、会社を継ぐだろうと言われていたそうです。
3女の奥様が社長になる予定とは、これまた不思議なご縁ですね。
子供の情報はございませんでした。
奥様との出会いは、雪印乳業の群馬支店に勤務していた時に、スーパーの社長さんの紹介だったそうで、その社長さんとは、今でも仲良くされているそうです。
お子様もいらっしゃれば成長して、いずれは会社を継がれるのでしょうね。
まとめ
- 鳥越淳司氏は、1996年3月早稲田大学商学部卒業し同年4月に雪印乳業に入社し「雪印集団食中毒事件」を経験しました。
相模屋食料株式会社の2代目が現在の奥様の父で、結婚することになった時、社長をやってくれないかと言われ、2002年に相模屋食料株式会社に入社し、2007年に代表取締役社長に就任しました。 - ガンダム好きが功を奏し、開発した機動戦士ガンダムのキャラクターをかたどった「ザクとうふ」が大ヒットします。
- 鳥越淳司氏の学歴は早稲田大学商学部卒業です。
- 鳥越淳司氏は、社長就任当初から売上1,000億円の企業を目指しています。