Tokyotower社長の前田伸氏の考えはためになります。
ここで分かることはこれだよ!
- Tokyotower社長の前田伸氏の経歴
- Tokyotower社長の前田伸氏の年収
- Tokyotower社長の前田伸氏の学歴
- Tokyotower社長の前田伸氏の家族
Tokyotower社長の前田伸氏はこんな人!
前田伸/Tokyotower社長の経歴は?
1962年:東京都生まれ
1987年:大阪銀行(現在の関西みらい銀行)入行
2005年:日本電波塔株式会社代表取締役就任
1992年:マザー牧場社長就任
2012年:日本電波塔株式会社代表取締役社長執行役員就任
前田伸社長は1962年東京都生まれです。
大学卒業後は、現在の関西みらい銀行である大阪銀行に入社。
当時はバブル経済華やかなりしころということで、銀行員として活躍されたそうです。
銀行では東京国際資金部というところに所属し、金融のノウハウを学ぶとともに海外での勤務もこなしています。
1990年には、銀行から離れ、現在の株式会社TOKYO TOWERである日本電波株式会社の取締役に就任しています。
また同時に、マザー牧場の副社長にも就任しています。
さらに、1992年にはマザー牧場の社長に就任しています。
前田伸社長がマザー牧場の社長に就任することになったのは、マザー牧場が父親である前田久吉氏によって創設されたものだからです。
また、前田伸社長がTOKYO TOWERに移ったのも、東京タワーを創設したのが、同じく父親である前田久吉氏によって創設されたものだからです。
このように聞くと、前田伸社長は、相当なおぼっちゃんのように思えますが、前田伸社長がマザー牧場の社長に就任した1992年ころは、バブル経済が崩壊し、日本全体が不況という状況下にある状態でした。
このとき、前田伸社長は230人いた社員を段階的にリストラし、130人まで縮小することでなんとか財務の回復を図りました。
また、その一方で前田伸社長は、新しいアトラクションを開発するということもし続けました。
ニュージーランドなどの農業国と意見交換をし、牧羊犬を使ったショーを取り入れたり、アヒルの行進を見せたり、羊の毛刈りの体験ができるようにしたりと、マザー牧場の魅力をさらに磨いていくという経営を行っていきました。
東京タワーの方の経営はというと、前田久吉氏のあとをついだ前田福三郎氏がゴルフ場の開発に失敗したことで、なんと東京タワーが100億円分の担保に取られてしまいました。
さらに、あとをついだ4代目の社長であり、前田伸社長の実の兄である前田富夫氏が、なんとかその処理をしてくれたものの2005年に急逝。
さらに、その後に前田伸社長が、日本電波塔株式会社の代表取締役に就任することとなりました。
2012年からは代表取締役社長執行役員に就任しています。
2012年に東京スカイツリーが開業したことで、東京タワーはその予備電波塔にはなってしまいましたが、やはり東京タワーの人気には根強いものがあります。
東京タワーの現在の主な収入源は、観光によるものとなっていますが、前田伸社長の論理的、かつ手堅い経営手腕が東京タワーの今の反映を作ってきました。
また、株式会社エフエム東京取締役、港区観光協会名誉顧問、全日本タワー協議会の会長もつとめています。
前田伸/Tokyotower社長の年収は?
<Tokyotowerの年商>
2021年3月期の発表で19億円
<前田伸社長の年収>
4000万円から5000万円(推定)
2021年3月期の発表によると、株式会社TOKYO TOWERの売り上げ高は19億4,001万円です。
また、前田伸社長の年収についても調べてみましたが、明らかにはなっていません。
売り上げ高20億円程度の会社の社長であるということと、前田伸社長の場合は、他にも役員をつとめているということから、年収は4000万円から5000万円くらいではないかと推定されます。
前田伸/Tokyotower社長の資産は?
一時は、ゴルフ場の運営失敗などのために、123億円の債務を抱えていることがありましたが、赤字の関連会社を会社更生法にかけたり、大規模な資産売却を行ったりしたことで債務の大幅圧縮に成功しています。
前田伸社長の資産について明らかなことは公開されていませんが、現在は負債はなくなっており、安定した経営が図れています。
前田伸/Tokyotower社長の学歴は?
出身大学
前田伸社長の出身大学は慶応義塾大学です。
法学部の政治学科を卒業しているものの、大学在学中は経営の方に興味があったそうで、商学部の教授である村田昭治教授のゼミを受けていたそうです。
大学卒業後は大阪銀行に入行しています。
ちなみに、この大阪銀行も前田伸社長の父親である前田久吉氏が関わっています。
出身高校は?
前田伸社長は慶応義塾中等部を卒業しています。
大学も慶応ですので、内部受験ということになりますね。
前田伸/Tokyotower社長の思想や座右の銘は?
東京タワーの現在の大きな収入源は何といっても観光です。
2022年春には、日本最大級のesportsパーク『RED゜TOKYO TOWER』を東京タワーフットタウン内にオープンさせたり、駐車場スペースを活用した『東京タワー台湾祭』を夏と冬に開催したりと、様々な仕掛けで人々の楽しみを作り出している前田伸社長。
さらに、展望台内のイベント会場『Club333』でのオークションイベントや配信ライブなど、さまざまな企画も展開中。
展望台での『朝茶の湯』や『オープンエア外階段ウォーク』など自社企画のイベントも継続中です。
そんな前田伸社長が大事にしているビジネスの基本は、「お客さまに心地よい時間を過ごしてほしい」ということだそうです。
社員には、職種を問わず、ホスピタリティの精神を存分に発揮してほしいと考えています。
日本で、最も有名な塔である唯一無二の東京タワーを武器に誰からも愛されるタワーを作るために、創意工夫を続けるというのが、父から受け継いだ資産を守り続ける前田伸社長の使命であるということのようです。
前田伸/Tokyotower社長の妻や子どもは?
前田伸社長の実の父親が、東京タワーの創業者である前田久吉氏です。
前田久吉氏は東京タワーだけでなく、産経新聞やマザー牧場も創業したという偉大な実業家でした。
これだけの事業を次々に立ち上げた前田久吉氏。
財界にも太いパイプを持っていたとのことで、前田伸社長が子どものころは、自宅にソニーの井深大氏や「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助氏らが訪ねてきたのだそうです。
前田伸社長は、前田久吉氏が69歳のときに生まれた子どもになります。
また、東京タワーの社長は代々前田久吉氏の息子がつとめています。
3代目が前田福三郎氏、4代目が富夫氏であり、二人とも前田伸社長の実の兄です。
(2代目については、名前をつきとめることができませんでした)
前田伸社長自身は、すでに結婚していて、3人の息子さんがいるとのことです。
まとめ
- 前田伸社長は1962年東京都生まれ。
- 前田伸社長は慶応義塾中等部を卒業した後、慶応義塾大学に入学。
- 法学部政治学科を卒業。
- 前田伸社長は大学卒業後、銀行に就職。
金融を学び、海外勤務も経験。
- 前田伸社長は父親である前田久吉氏のあとをついで株式会社東京タワーの社長に就任。
同じく父親の創業したマザー牧場の社長にも就任。
- 前田伸社長は前代の社長の残した負債を清算するため、大胆な経営の切り替えを実施した。
- 前田伸社長が大事にする経営の方針は「お客さまの心地よい時間作り」
観光が東京タワーの主な収入源となった今、様々な企画で訪れる人がわくわくするような企画を次々に打ち出していっている。