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後藤禎一/富士フイルムホールディングス社長の経歴や学歴は?家族はどんな人?

富士フイルムホールディングス社長の後藤禎一氏は、大学卒業後富士写真フイルムに入社し海外勤務15年もの経歴があります。

後藤禎一氏は、富士フイルムの中で長い間医療分野に携わっておられ今後もM&Aを拡大していくようですね。

後藤禎一氏の学歴や経歴を振り返ることで、どういう人物なのかということが見えてきそうです。

みずほ

海外でのご経験を活かして日本の医療分野でますますの活躍に期待したいですね!!

後藤禎一富士フイルムホールディングス社長の経歴は?

<後藤禎一氏の経歴>
  • 1983年4月:富士写真フイルム(現富士フイルム)に入社
  • 1995年1月:シンガポール支店ホーチミン駐在員事務所
  • 1999年10月:シンガポール支店課長
  • 2000年6月:Fuji Photo Film (Singapore) Pte Ltd Regional Marketing Manager
  • 2001年12月:FUJIFILM Regional Services (Singapore) Pte Ltd Regional Marketing Manager
  • 2003年11月:富士膠片(中国)投資有限公司部長
  • 2008年5月:富士医療器材(上海)有限公司総経理
  • 2010年7月:富士医療器材(上海)有限公司総経理兼富士膠片(中国)投資有限公司副経理
  • 2010年12月:富士フイルム株式会社メディカルシステム事業部モダリティソリューション部長
  • 2013年6月:同社メディカルシステム事業部長(現在に至る)
  • 2014年6月:同社執行役員メディカルシステム事業部長
  • 2014年9月:同社執行役員メディカルシステム事業部長兼同事業部モダリティソリューション部長
  • 2015年4月:同社執行役員メディカルシステム事業部長
  • 2016年11月:同社取締役メディカルシステム事業部長(現在に至る)
  • 2017年12月:同社メディカルシステム事業部長兼ヘルスケア事業推進室長
  • 2018年6月:富士フイルムホールディングス取締役(現在に至る)/富士フイルム株式会社取締役常務執行役員メディカルシステム事業部長兼ヘルスケア事業推進室長に就任
  • 2018年9月:富士フイルム株式会社取締役常務執行役員メディカルシステム事業部長に就任
  • 2020年6月:富士フイルム株式会社取締役専務執行役員メディカルシステム事業部長に就任(現在に至る)

後藤禎一新社長は、富山県の出身で1983年に大学を卒業したあと、富士写真フイルムに入社しています。

シンガポールや中国など海外で15年勤務し、2013年から現在まで富士フイルムのメディカルシステム事業部長をされています。

中国にいたころから医療分野に携わってこられたようで、富士フイルムの中で長い間医療分野に携わっています。

2018年には富士ホールディングスの取締役に就任しています。

2021年3月31日に記者会見が行われ、後藤禎一取締役が社長兼CEOに就任し助野健児社長兼COOが会長兼取締役会議長に就くことが発表された。

2000年に社長に就任し、21年間社長を務めた古森重隆会長兼CEOは退任し、最高顧問に就きます。

古森重隆元社長は主力であった写真フィルム事業が、デジタルカメラや携帯カメラの普及によって衰退する中、写真技術を応用してTACフィルムや化粧品などの新事業を育成しています。

2008年には富山化学工業(現富士フイルム富山化学)、2017年には和光純薬工業(現富士フイルム和光純薬)など医療系の会社を買収し、現在の富士フイルムの礎を築いています。

近年では、日立製作所の画像診断関連事業の買収や、米ゼロックスとの合弁解消で富士ゼロックス(現富士フイルムビジネスイノベーション)を完全子会社化するなど事業を拡大しています。

会見では、「私自身やるべきことはほぼ成し遂げた」と話し経営を引き継ぐことを決断しています。

後藤禎一新社長はM&Aをまだまだやっていくと話すなど、古森重隆元社長の成長路線を継続していく方針です。

古森重隆元社長は後藤禎一新社長に経営トップを委ねた理由について、「海外経験が長く、国際感覚がある。また、非常に粘り強く物事を何とか仕上げていく遂行力を持っている。」などと説明しています。

また、メディカル分野を成長させた人物とも評価されています。

後藤禎一新社長自身も17年間の海外勤務で経験を積めたことが、仕事をする上での基盤となっていると話しています。

後藤禎一/富士フイルムホールディングス社長の年収は?

<富士フイルムホールディングスの年代別平均年収>

平成24年 1,098万円
平成25年 1,070万円
平成26年 1,076万円
平成27年 1,071万円
平成28年 1,046万円
平成29年 971万円
平成30年 997万円
令和1年 1,002万円

富士フイルムホールディングスの平均年収は1,002万円となっています。

国内にある同じ化学・素材・バイオ業界では、三菱ケミカルホールディングス、JXTGホールディングス、サンバイオ、長瀬産業に続いて5番目に高い年収です。

日本人の平均年収は436万円ですので、富士フイルムホールディングスの社員の年収は倍以上もあるようです。

富士フイルムホールディングスの役員報酬についてみてみると、後藤禎一新社長の2019年度の年収は富士フイルムホールディングスから1,100万円、富士フイルム株式会社から3,900万円となっており、合計5,000万円の報酬を受け取っています。

前社長の古森重隆さんは同年富士フイルムホールディングスから9,700万円、富士フイルム株式会社から5,000万円、富士ゼロックスから5,200万円となっており、計1億9,900万円の報酬でした。

富士フイルムホールディングス全体の社長になるともらえる年収がいきなり上がるようです。

後藤禎一新社長も今年度からは2億近くの年収を受け取ることになるものと思われます

後藤禎一/富士フイルムホールディングス社長の学歴は?

後藤禎一新社長の最終学歴は、関西学院大学です。

出身大学

後藤禎一新社長は1983年(昭和58年)に関西学院大学社会学部を卒業しています。

関西学院大学は兵庫県にある私立大学で、関学、関学大と呼ばれています。

近畿地方の4つの難関私立大学の総称である関関同立に入っており、関西では受験生に人気の大学です。偏差値は50.0~62.5と高く、入学の難易度が高い大学です。

関西学院大学を卒業した有名人には、永島優美さんや丸岡いずみさんなどアナウンサーの方がとても多いです。

また、卒業生にはオリックス株式会社取締役の宮内義彦さんや、シャープ元社長の辻晴雄さん、住友林業代表取締役社長の市川晃さんなどさまざまな業界でトップを務められている方がたくさんいらっしゃいます。

出身高校は?

後藤禎一新社長の出身高校についての情報はありませんでした。後藤禎一新社長は富山県出身でいらっしゃるので富山県の高校を卒業されたのではないでしょうか。

また、関西圏の難関私立校である関西学院大学に進学されているので、富山県内でも優秀な高校で成績も良かったのではないでしょうか。

後藤禎一富士フイルムホールディングス社長の年齢は?

後藤禎一新社長は1959(昭和34年)年1月23日生まれの62歳です。

日本の大企業の社長の平均年齢は2020年の調査で59.9歳となっています。後藤禎一新社長は62歳での社長就任ですので、平均的な年齢での社長就任であると言えます。

大企業には70代の社長もまだまだたくさんいらっしゃいますので、後藤禎一新社長はこれからますます活躍されるのではないでしょうか。

後藤禎一/富士フイルムホールディングス社長の家族はどんな人?

後藤禎一新社長のご家族について公開されている情報はなく、ご結婚されているかどうか、お子様がいるかどうか不明でした。

富士フイルムホールディングスは、2023年度までに売上高2兆7,000億円、営業利益2,600億円を達成目標とする中期経営計画を策定しました。医療関連事業については2020年代半ばまでに売り上げ1兆円の達成を掲げています。

また、製品・サービスや業務プロセスを含めた全社規模でのデジタルトランスフォーメーションの推進、世界で活躍できる人材の強化を実行するとしています。

医療機器だけでなく、2011年に本格参入したバイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO)も好調に推移しており、富士フイルムは医療分野でますます存在感を示しています。

社長就任の会見で後藤禎一新社長は「成長と変革にチャレンジしたい」と語っています。

海外経験が長く、富士フイルムの医療部門を引っ張ってきた後藤禎一新社長は新社長にふさわしい人物のように感じます。

今後富士フイルムの医療分野、また日本の医療をどのように変革し成長させていくのか楽しみです。

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まとめ

  • 後藤禎一新社長は1959年生まれで現在の年齢は62歳
  • 後藤禎一新社長の最終学歴は関西学院大学
  • 後藤禎一新社長は17年間、シンガポールと中国で海外勤務経験あり
  • 後藤禎一新社長は2010年から、メディカルシステム事業部長として医療分野を引っ張っている
  • 後藤禎一新社長は2018年から富士フイルムホールディングスの取締役を務めている