カゴメの山口聡氏の座右の銘を聞いていると、大変ためになります。
ここで分かることはこれだよ!
- カゴメ社長の山口聡氏の経歴
- カゴメ社長の山口聡氏の年収
- カゴメ社長の山口聡氏の学歴
- カゴメ社長の山口聡氏の家族
カゴメ社長の山口聡氏はこんな人!
山口聡/カゴメ社長の経歴は?
1960年:静岡県浜松市で生まれる。
1983年:カゴメに入社。
2003年:業務用ビジネスユニット部長に就任。
2010年:執行役員業務用事業本部長に就任。
2015年:執行役員イノベーション本部長に就任。
2018年:執行役員野菜事業本部長兼ベジタブル・ソリューソン部長に就任。
2019年:取締役常務執行役員に就任。
2020年:代表取締役社長に就任。
山口聡社長の生年月日は、1960年12月29日。静岡県浜松市出身です。
大学卒業後カゴメに入社しています。
技術畑で、品質管理や商品設計に携わってきました。
山口聡社長が就職先にカゴメを選んだのは、身近な存在で地域に密着していたことに愛着を感じたからだといいます。
カゴメの本社は愛知県名古屋にあり、山口聡社長の生まれ故郷の静岡とも、お隣どうしという関係です。
山口聡社長が入社した当時、カゴメの売上高は700億円程度で、全国シェアを誇る会社というよりは愛知県の会社というようなイメージだったそうです。
カゴメのケチャップやソースのファンだったという山口聡社長は、自分の好きな商品に携わりたいという思いからカゴメに入社を決めました。
2003年に業務用ビジネスユニット部長に就任しています。
さらに2010年には執行役員業務用事業本部長、2015年には執行役員イノベーション本部長に就任しています。
そしてその後さらに、2018年に執行役員野菜事業本部長兼ベジタブル・ソリューソン部長、2019年には取締役常務執行役員に昇格しています。
2020年からは代表取締役社長を務め、収益力の強化を進めました。
カゴメとしては、初の技術畑出身の社長ということになります。
山口聡/カゴメ社長の年収は?
<カゴメの年商>
1880億円(2021年12月期)
<山口聡の年収>
9200万(2021年12月期)
カゴメの2021年12月期の発表によると、カゴメの売上高は1880億円で、前年度比+2.7%となっています。
山口聡社長の年収は、9200万(2021年12月期)となっています。
さすが、日本を代表する食品メーカーの社長ですね。
年収1億円の大台も目の前に迫っています。
山口聡/カゴメ社長の資産は?
山口聡社長の資産について調べてみましたが、はっきりとしたことは公開されていませんでした。
ちなみに、2022年8月12日時点のカゴメの株価は、3,180円となっています。
山口聡/カゴメ社長の学歴は?
出身大学
山口聡社長の出身大学は、東北大学です。
農学部食糧化学科を卒業しています。
大学での研究テーマは「食品の中に含まれる血圧を下げる成分の実証」でした。
民間療法的には、血液を下げるにはお茶や貝、そばがいいとれていますが、本当にそれらの食材が血圧を下げる効果があるのかというようなことを研究していました。
中でも山口聡社長が取り上げて研究していたのは「あさり」でした。
大学時代の研究は、とても地味なものだったと、山口聡社長は振り返ります。
あさりを乾煎りして、すりつぶし、細分化したものを蒸発させては粉末にして、有効成分の有無を1つずつ調べる…こんな作業の繰り返しでした。
このスキルが生かせる職業ということで、山口聡社長が就職先に選んだのが、カゴメでした。
山口聡社長は、2015年から基礎研究の責任者として、トマトジュースの機能性表示食品、身体にいい成分を特定して、表示訴求する業務に従事してきました。
学生時代からコツコツと実証実験を積み重ねてきたことが、今の自分の地位を確立していると山口聡社長は考えています。
出身高校は?
山口聡社長の出身高校は、静岡県立浜松北高等学校です。
浜松北高校は偏差値67の進学校です。
2022年の実績で東京大学に15名、京都大学に23名、その他有名大学に多数の進学者を輩出しています。
山口聡/カゴメ社長の思想や座右の銘は?
カゴメといえば、トマトケチャップで有名な会社ですが、カゴメでは「トマトの会社」から「野菜の会社」へと事業の領域を拡大しようとしています。
製造現場の一線で活躍してきた山口聡社長は、製造・商品開発で培ってきたノウハウを経営者としてのスキルに変えて、カゴメの2025年の目標である「野菜の会社」への変革を目指して奮闘中です。
具体的にカゴメが掲げている達成目標は次の通りです。
- 健康寿命の延伸に貢献する
- 地方創生・農業振興に貢献する
- 世界の食糧問題の解決に貢献する
山口聡社長はこれらの目標を達成するためには、従来のやり方を踏襲しているだけでダメだと考えました。
そこで、海外のベンチャーと共同開発をして、オープンイノベーションを採り入れて新しい可能性を見出すことの重要性を提案しました。
そうしたらところ、経営陣からの賛同も得られ、積極的に推し進めていくという方針をとることにしました。
そんな山口聡社長が経営において一番大切にしているのは「カゴメブランド」だといいます。
1899年の創業当時から一貫して、まじめに野菜の栽培・加工に取り組んできたカゴメの姿勢こそが、カゴメの財産だというわけです。
山口聡社長は次のように語っています。
「代々受け継がれてきた真摯な取り組みが、ブランドに対する安心、安全、信頼につながっています。
これは、一朝一夕ではできない財産で強みですね。」
一方で、食品業界では、永年かけて築き上げてきたブランドを一瞬で失ってしまうケースもあると、危機感も持っています。
食品の表示偽装などはその顕著な例ですね。
「ブランドを守ることの重みを心に留め、信頼を損なうことはしてはならないというのを社内での共通認識としています。」と、経営者としての覚悟も持っています。
人材の育成にあたっては、「会社を成長させるためには、イノベーションが大切だ」と語っています。
多様な人に入社してもらえるようにと、2020年から新卒の採用に加えて、他社での経験者を対象とした通年でのキャリア採用(キャリア登録制度)を導入しました。
また、入社した人が、自由に意見がいえるような社風づくりを心掛けているといいます。
そのために、役員向け勉強会を実施したり、実施内容を社長ブログで発信したりてし、透明性を高めることに努めています。
さらに、2021年からは、社内公募で、新プロジェクトに参加してもらう取り組みも始めました。
これまで交流がなかった地域や部署間で意見交換が実施され、新しいアイデアが生まれる仕組みづくりを進めています。
山口聡社長のアイデアは、まだまだ尽きることはないようですね。
山口聡/カゴメ社長の家族はどんな人?
山口聡社長の家族について調べてみましたが、はっきりとしたことは公開されていませんでした。
山口聡社長は、現在62歳ですので、結婚していてお子さんがいる可能性が高いですね。
ひょっとすると、すでにお孫さんがいるかもしれません。
まとめ
- 山口聡社長は、1960年12月29日静岡県浜松市生まれ。現在62歳。
- 山口聡社長は、地元の進学校である静岡県立浜松北高等学校を卒業後、東北大学に進学。農学部食糧化学科を卒業している。
- 山口聡社長は、大学卒業後、カゴメに入社。
カゴメでは商品の品質管理など技術者として勤務してきた。 - 山口聡社長は、2020年に代表取締役社長に就任。
カゴメ初の技術者出身の社長となった。 - 山口聡社長は、カゴメの目標である「野菜の会社」へと事業の領域を拡大するために様々なアイデアで会社を牽引している。